
「アメリカン・スナイパー」「ハドソン川の奇跡」の巨匠クリント・イーストウッドが、2015年にヨーロッパで起こった無差別テロ「タリス銃乱射事件」で現場に居合わせ、犯人を取り押さえた3人の若者を主役に、事件に至るまでの彼らの半生を、プロの俳優ではなく本人たちを主演に起用して描いたドラマ。2015年8月21日、オランダのアムステルダムからフランスのパリへ向かう高速列車タリスの中で、銃で武装したイスラム過激派の男が無差別殺傷を試みる。しかし、その列車にたまたま乗り合わせていた米空軍兵のスペンサー・ストーンとオレゴン州兵のアレク・スカラトス、そして2人の友人である青年アンソニー・サドラーが男を取り押さえ、未曾有の惨事を防ぐことに成功する。映画は、幼なじみで親友同士のスペンサー、アレク、アンソニーの3人が出会った少年時代や、事件に遭遇することになるヨーロッパ旅行の過程を描きながら、ごく普通の若者たちが、いかにしてテロリストに立ち向かうことができたのかを明らかにする。
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日本での公開は、2018年。これがクリントイーストウッドの最後の作品になるか?と言われた作品であったが、その後も年に1作作品を撮影していると知って驚いてばかり。
ヨーロッパのオランダアムステルダムからフランスパリに向かう高速列車の中で突如起こった無差別殺傷を試みようとしていた一人のイスラム過激派の男。まさにその行為を行った瞬間に立ち会った主人公スペンサー、アレク、アンソニーの3人。
その3人によって大量殺人テロを最小限の被害でお押さえ込むことができた。この3人は子供の頃からどういう環境で育ち、どういう子供たちだったのか。そして、その事件が目の前で起こった時、なぜ瞬時に行動に移せたのか。それを俳優を使わずに、3人とも当事者本人に演技をしてもらって撮影したものである。
映画の大半は、3人の幼少期。そして、青年期。最後の最後に事件が描かれる。
90分ほどの短い映画であるが、3人の若者がいかにして協力し冷静に勇敢に立ち向かえたのか?そんな3人のヒーローの話。
本当に役者さんじゃなくて、実際の本人がやってるの?と思うほど、リアルでスリリングな映像だった。
ホントに元気だよねクリント・イーストウッドって
Akiさん
年齢を改めて調べてみたら、92歳って・・・・。凄すぎます。