今ここから

「伊勢金比羅参宮日記」を含む歴史関係、日々の料理レシピ、乾癬について、山歩き、生活の知恵、5人の子育てなど、多岐にわたる個人ブログです。

映画

映画「1917 命をかけた伝令」

投稿日:

 第一次世界大戦の最中。イギリス軍とドイツ軍の最前線。

 上官から「一人を誘ってちょっと来い」と呼ばれる。隣にいた戦友を誘って上官の元へ行くと、「敵軍が前線から撤退したのは罠だ。最前線の部隊は明朝撤退したドイツ軍を追って攻撃をかけることになっているが、それを中止する様に伝えてくれ!」と重大な命令を受ける。

 しかし、本当に敵が撤退したのも本当なのかどうかもわからず、もし撤退してなかったら2人だけで前線に突っ込むことになる。渡されたのは命令書と手榴弾と僅かな食糧だけ。明朝までに最前線まで死体が山積みになっている戦場を乗り越えていかなければならない。そんな過酷な二人の1日を、ほぼワンカットで寄り添う様に撮影された映画。その場にいる様な臨場感は、プライベートライアンの序盤にも通じるところがあり、全編それが続く。ストーリーは1本道。およそ2時間手に汗握るシーンばかりであった。

 実際はワンカットではないらしいが、観ていてどこで切れているのかわからない。「これはどうやって撮影しているのだろう?」と思うシーンばかりが続く。

 ネズミの動きまで脚本に入っているし、飛行機は墜落してくるし、滝に落ちるシーンもカメラはずっと寄り添っているし。演じる方も凄いが、撮影する方も凄い。そして綿密に計算されたタイムスケジュールを作って、それに沿って正確にプログラムを回していることに感心し、そんなことを意識することなく観られたことに大いに感動した。

 出来るならもう一度観てみて、いろいろな気になる部分をチェックしながら見て、もう一度その凄さに感動してみたい。

 大きな拍手を送りたくなる作品だった。



-映画
-,

執筆者:


  1. Aki より:

    ほぼ同感です、心に残る作品の一つになりますね^^

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

映画「白ゆき姫殺人事件」

 この映画も観たような観ていないようなって気持ちで見始めた。  観ているうちに、やっぱり「観ているわ」って思いつつも、その後の展開がまったく思い出せない。  結局、最後のオチまで観て、「あぁやっぱりこ …

映画「しゃぼん玉」

乃南アサの同名小説の映画化。林遣都と市原悦子。  犯罪に手を染めてきた孤独な青年が、逃亡先の村で出会った人々との交流を通して再生していく姿を描く。親に見捨てられて人生を諦め、女性や老人ばかりを狙った通 …

映画「太平洋ひとりぼっち」

 原作である堀江謙一氏の「太平洋ひとりぼっち」を文庫本で読んだのは高校時代だっただろうか。まだこれから自分は何をするべきなのか何も決まっていない時にとてもワクワクする内容だったのを覚えている。  その …

映画「世界でいちばん長い写真」

 内気でいつも自身のない男子校生(高杉真宇)が、改造された大版パノラマ写真機を手に入れたことから少しずつ前向きに積極的になっていく気持ちの良い青春ドラマ。  最初の数分間、結婚式の新婦控室で、新婦と主 …

映画「持たざるものが全てを奪う HACKER」

 希望を胸にアメリカに移民した夫婦とまだ小さな息子。住宅ローンを抱えて立派な家を持ったが、父は定職に就けず酒浸り、母はひとりで銀行で働いてどうにか生活していた。息子は母のパソコンがおもちゃで、学生時代 …