
映画「HOMESTAY(ホームステイ)」(2022年2月11日からAmazon Prime Videoで独占配信中)。
早速観てみた。
よく出来た佳作で感動さえした。
出だしは、いきなり救急処置室らしき場所。高校生男子が運ばれてきたところで、いきなり時間が止まる。その高校生が目覚めているが、もう一人看護師(濱田岳)の二人以外の周囲の医療関係者の動きが止まっている。
目覚めた高校生は、死んでしまった本人ではなく「シロ」と呼ばれる以前に死んだ他の魂。そのシロが今死んでしまった高校生「小林真(こばやしまこと)」の体を借りて生きることになる。
そこでシロには管理人からミッションが与えられる。「100日以内に、この小林真が死んだ理由を突き止める」と言うこと。
母に連れられて小林真の身体で自宅に帰ったシロは、小林真の環境に愕然とする。どうやらこいつは自殺したらしい。
どうして自殺しなければいけなくなったのか、それが少しずつわかってくる。そして、彼に同情するようになっていく。
しかし、結末は思いもよらぬことになる。
原作は森絵都氏の「カラフル」と言う人気小説。今までにも映画化、アニメ化されている。
原作が読みたくなった。この世界をもう少し知りたくなった。
そんな映画。役者さんもみんないい演技している。いい作品と出会えた。