「昨日」って言うと、いつからいつまでのこと?
って聞かれたら、「今日から1日前の午前0時から午後12時まで」と言うことになるだろうか。
「昨日の夜は、明け方まで飲んでいてさぁ」って言うと、今日の午前2時は昨日って感じで話しているけど、厳密には今日なんだな。
寝て起きたら「今日」になっていて、寝るまでは「昨日」と言う感覚もある。
「朝、目覚めてから寝るまで」
それじゃ深夜勤務の人はどんな感覚なのだろう?
「そんなこと考えたこともないわ」ってことだろうけど、
夜勤の人が「明日、天気になーれ」と思った時に、それは働いている時間帯の天気なのか、それとも寝ている間の日中の天気なのか?
どうでもいいって言えばどうでもいいことなんだけど、ちょっと気になり出したら気になっちゃって。

古典を読むと、1日って言うと「朝、日が昇ってから日没まで」って感覚。
江戸時代は、いわゆる「不定時法」と言って、日の出から日没までを基準にして、時間を等分に分割する。だから、夏と冬では一刻の長さがかなり変わってくる。時刻を知るのは、お寺やお城の鐘。
そんな昔ながらの「日の出から日没まで」と言う感覚と、時計を元にした「正確な時刻」とが混ざり合ってしまっているから、ややこしく感じるのかもしれない。

「明日は明日の風が吹く」なんて言うときは、「今日の深夜の午前0時から吹く風」なんて思う人はいないだろうし、その「明日」だって「近未来」って感じで使う感覚もある。
昨日は「過去」であり、明日は「未来」であり、今日は「現実」と言うイメージもある。
「一昨日」と言うとまた雰囲気が変わってきて、「おとつい」と読むか、「おととい」と読むか、「いっさくじつ」と読むかと言うのもあるが、中国語でも、英語でも「一昨日」を表す単語はないようだ。英語では「 the day before yesterday」「2 days ago」。どうして日本語だけ「おととい」と言う単語があるのだろう?「一昨々日(さきおととい)」という単語まである。
明日に関しても、明後日(あさって)、明々後日(しあさって)、弥の明後日(やのあさって)まである。
明後日を英語で言うと「the day after tomorrow 」で、「明日の一日後」って意味。そんなタイトルの映画があったが、あれは「明後日」って言う意味だったのだろうか?地球温暖化で世界中あちこちで異常気象が起こって、最後は氷河期になっちゃう映画だったような気がするが。
明後日は、やはり英語でも「近未来」「近い将来」って感じで使っていたのだろうか?
昨日は前の晩の12時までだけど、昨日の晩って言ったら今朝の明け方の前まででしょうか、夜の9時前にベッドに入る習慣だと、夜更かししてた頃とは昨日の長さが短くなってます。
Akiさん
>昨日は前の晩の12時までだけど、昨日の晩って言ったら今朝の明け方の前まででしょうか
うんうん、そんな感じですよね。
>昨日の長さが短くなってます。
確かにそうかも。(^_^)
午前0時以降に寝ることは珍しいので、0時を過ぎても「きょう!」の感覚。
しんちゃんママさん
>午前0時以降に寝ることは珍しいので
そうなのですか!? 私は午後11過ぎると目がトロンとしてきちゃいます。若い頃は、午前0時で「夜はこれから!」って豪語していたのに、変われば変わるもんです。(^_^)
昔は日々の生活が精一杯で、前後2、3日しか必要が無かったのでしょう。
一般人さん
ハハハ、面白い。そうなんですかねぇ〜。(^_^)
一昨日は使うことはあるかもしれませんが、明後日は使わなくて代わりに日にちそのものを言うように思います。だから、先一昨日とか明々後日は言葉としては知ってても言わないような、書き言葉はまた別かもしれません。
今日は23日で、明日会いましょうはありだけど(24日)、25日会うなら25日会いましょう、って思うのですが。
アプリさん
「あさって」は使いませんか。私は使うかなぁ。「え〜、25日と言うと、明日、あさってになりますね」って感じで確認のため。これは人それぞれでしょうね。くせと言うか。
なぜか、「おととい」を使う時も「昨日、おととい」って順を追って「おととい」を言います。私の癖かもしれません。
「25日に会いましょう! え〜、明日、あさってになりますね。よろしくお願いします!」って。ハハ、やっぱり私の癖です。