いつからだろうか?
思い返すと、頭皮の乾癬がひどくなってからだろうか?洗えば洗うほど痒くなって鱗屑がたくさん出るような気がした。あれこれとシャンプーやリンスやトリートメントを試してもよくわからない。
明らかに悪化するものもあれば、効果の程はわからないが悪くならないものもあった。でも感覚としては、悪化させるものはあっても良くなるものはどうだろうなぁ?
洗髪をするとまず間違いなく痒くなる。そこでかきむしると乾癬は悪化する。乾燥させないように、乾燥しても保湿するようなものにしたり、そもそも脂分を取りすぎないようなシャンプーにしたり。なんだか面倒なこともいろいろ試したが、結局落ち着いた先は「極力、洗髪しない」と言うこと。
夏の汗をかく時期は別として、この冬は1ヶ月に1回も洗っていないと思う。2ヶ月に1回くらいだ。
「洗わないと痒くならない?」と聞かれるが、乾癬になっているからかもしれないが、洗った方が痒くなる。
「臭うんじゃない?」とも言われるが、少なくとも家族にそれを指摘されたことはないし、聞いても臭いと言われない。
洗わないからドライヤーも使わない。シャンプーもリンスもコンディショナー、トリートメント、リンスインシャンプーも整髪料も使わない。不思議と寝癖もつかず、朝は手ぐしでOK。困ったこともないし、いいこと尽くめなのだ。
ただ、理容室に行くと洗髪をしてくれる。これはお断りをするのも憚るのでお願いしているのだが、やはりその後が痒くなり、鱗屑が一時的に増える。そしてまた落ち着いてくる。
作家の五木寛之氏も著書を読むと同じようなことを書いていた。
顔も洗い過ぎない、歯も磨き過ぎない、体も洗い過ぎない、尻も拭き過ぎない、除菌、消毒はほどほどに。
しかし、食品や調理の衛生管理はしっかりしないといけない。ここは確実にやる。
皮膚に関しては、傷がない限りは大丈夫だろうと思っている。あとは穴をしっかりと閉じておけばいい。特に口と肛門は必要なとき以外はしっかりと閉じておくべきだ。皮膚は必要以上に清潔にしない。
トイレのウォッシュレットも使わなくなった。一時は毎回使って重宝していたが、いつしか肛門が緩んでいるのに気がついた。最初にウォッシュレットを使ったときに「ヒヤァ!」と驚いたもんだが、慣れてくると当たり前に肛門に水が当たって当たり前に洗浄を受け入れていた。その前までは肛門を緩めないと水が肛門に直接当たらなかったのが、慣れると意識して緩めなくても当たるようになっていた。
意識してケツの穴を閉めるようにした。意識して口を閉じるようにして鼻呼吸を意識して見た。そうすると姿勢まで良くなって、呼吸まで快適になり、鼻の詰まりもなくなり、喉のイガイガもなくなり、タバコもやめられたし、何より風邪をひかなくなった。
そこから歩くのが楽しくなり、走ることもできるようになった。
乾癬は現在は2020年秋からのひどい状態から少し落ち着いて小康状態。
↓手の甲も、昨年秋にはこんな感じに荒れていたが、

現在はここまで回復。↓

オデコのあたりも酷かったが、そこもほぼ見た目にはわからないまでになってきた。まだまだ完治までにはならないが、かなりの改善がみられてきた。
現在は、腰と膝の裏が荒れている。顔や手など、表に見える場所が治ってきてくれたことは本当にうれしい限り。人はそれほど気にしていないのはわかっているが、顔中に赤班がボツボツと出ていると、外にも出たくなくなる。
今はそれがないのでそれだけでとても幸せだ。
乾癬は、「一病息災」で長くお付き合いしていく覚悟。「乾癬のおかげで」と言えるようにしたいと思っている。