
学生時代も社会人になってからも、電車で通勤通学したことがない。
徒歩か自転車か自家用車での通学通勤だった。
であるから、通勤電車、満員電車に乗る経験がなかったということもあるだろうし、元々人口密度の低い場所で暮らしてきたこともあって、人がたくさん密集しているところは苦手だ。
連休のショッピングモール、賑やかなお祭り、行列に並ぶこと、休日の京都駅、大人数でのエレベーターなどが超苦手で、頭が痛くなってくる。
人をかき分けて歩くような状況が続くとすぐに体調不良になり、その場から逃げ出したくなり、それが出来なかった時はひどい時には翌日に寝込むほどぐったりしてしまう。滅多に風邪をひかないが、ひくときはいつもそんな人混みに長時間いた時だ。
妻は逆に人混みが大好きで、気持ちがワクワクするようだ。ギュウギュウの歩行者天国を歩くときでも、私は「あ、すみません」と人と触れるたびに謝ったりしていたが、妻は「人だと思うから疲れちゃうのよ」ってな具合で、グイグイ突き進んでいく。
先日、霊仙山に行くときに、久しぶりに通勤ラッシュの電車に乗った。前後左右に人が触れている状態で30分以上立っていた。
苦痛ではあったのだが、突然驚く光景を目にした。
目の前の若い女性がそんな状態なのにお化粧をはじめた。揺れる電車で、前後左右に男性と触れている状態で手鏡とアイメイク用の道具を取り出して、器用に目の周りと眉毛を描いていた。
なんだか見てはいけないものを見てしまったようで、目のやり場に困るが、わざわざ目を背けることもできず、その女性をガン見することになってしまった。
この女性にとっては、周りに存在するものをヒトだと認識していないのだろうなって思った。冷静に考えて、前後左右に男性と体を接している状態も異常であるが、その状態でお化粧をするという、私の古い感覚で言えば化粧室でこっそりやることを公然とやれることはそのように想像するのだ。
これは、妻が人ごみの中を平気でかき分け泳いでいけるように、大勢の人たちを「ヒト」として認識せず、私が山の中で藪をかき分けていくような感覚なのかと想像してしまう。そう考えれば腑に落ちる。私も山の藪の中をかき分けて歩く際にも、「あ、すみません」って謝りながら突き進まない。
電車やバスの中でのお化粧は賛否両論あるが、私の場合は特に被害を受けたわけでもなく、香りがキツかった訳でもなく、化粧品がこちらの服に付いたわけでもなく、ただ驚いて目のやり場に困っただけだ。何が悪いの?と聞かれたらうまく答えられない。これは女性の目の前でオヤジが鼻毛を抜くのと、女性が男性の前で付けまつ毛の着脱をするのと同じかというとまた微妙に違うかもしれないが、きっと鼻毛の方が非難されるだろうな。
時代が変わってオヤジが満員電車の中でお化粧をする時代になったなら、やっぱりそれはそれで非難されるような気もするが、そんな時代はきて欲しくない。
満員電車に乗ったことがないのは幸せですね。
私は、高校生の頃から電車通学、就職しても電車通勤と、今の介護の仕事をする前まではずっと満員電車に乗ってました。電車通勤暦が30年ぐらいでしょうか。電車の通勤がよいのはそんなに満員でなければ読書ができたことです。今はスマホを見てしまうことが多いですが。車通勤だと本は読めずですね、まあ、音読のものを聞くことはできますが、通勤時間が5分足らずなので試していませんね。車で出掛けるときはもっぱらFMを聞いていてそれも楽しいです。
確かに、電車の中の女性のお化粧をする姿はいただけないです。私は昔男性たちとランチに行って食べ終わったあとに爪楊枝を使われる男性、それも当たり前のようにされる、だって女性は食べるのが遅くてまだ食べていたから、嫌でした。なので、男性多くと行くときは早く食べ終わるように急いでました。
人混みはね。うちは反対に主人が、ディズニーランドなどには行きたがらないです、千葉県民なのに一度も行ったことがないそうです、まあ、行列しにいくようなものなのはわかります。なので、イオンのようなショッピングモールは私ひとりで行きます。私は今の半分田舎のような我孫子も好きですが、東京の大勢人がいるところも好きでたまに行きたくなります。すぐに来る電車は便利ですものね。
コロナの世の中になってか、マスクをするのでお化粧をほとんどしていません。化粧品もほとんど買ってないですね。でも、着物を着るときはさすがにお化粧をしました。
アプリさん
満員電車の大ベテランですねー。
>ディズニーランドなどには行きたがらないです、千葉県民なのに一度も行ったことがないそうです
私も苦手です。(^_^) お隣ですが、USJには近づきません。ディズニーランドも、関東に住んでいた30代の頃に行ったきりです。
マスクに関しても、感染予防ということも当然ありますが、マスクをしていた方が色々と都合がいいことが多いのも、なかなか外せない理由かもしれませんよね。
中学・高校・大学と満員電車で都内まで通学でしたが、
今、考えると体力があったなぁ。
駅のホームには、「押し屋さん」がいた時代です。
>目の前の若い女性がそんな状態なのにお化粧をはじめた
→最近は慣れちゃった。
以前、バスですわっていたら、苦痛なにおいが・・・。(ニオイ過敏症)
振り返ったら、後ろの席の若いお姉さんが化粧していました。
常識がゴニョゴニョの人なので、やらせておきましょう。
しんちゃんママさん
中学からですか!? それはお疲れ様でした。
「押し屋さん」ですか!? それもびっくり。
>最近は慣れちゃった。
そんなに頻度の高いことなのですね。なかなかリアルに目の前でやられると、目のやり場に困ります。
下手に目が合うと「何見てるんだよ!」って言われそうだし。(^_^)
化粧室と同じ感覚なのでしょう。
電車内に見られたくない異性がいないだけ。
一般人さん
そうなのでしょうかねぇ。^_^
都内の平日異動で何度か遭遇したかなぁ強烈だよね、毎日アレにもまれて生きるってありえないけど、そうやって生きている人がいるのも事実、そうゆうもんだと思えば慣れるもんなのかなw
前橋へは3年近く通いました往復80km、天気が良ければ400ccのバイクで通勤、朝は良いけど帰りは夜間走行になるので、危ないと言えば危ない、だんだん車ばっかになりましたたねぇ
Akiさん
その時の環境にうまく適応するものですよねぇ。私もこちらに来てから、あれだけ車のない生活はあり得ないと思っていたのに、今ではすっかり電車と徒歩。ほぼ車には乗らなくなりました。でも、こちらで車なしで暮らせる地域はごく一部だというのも事実で、同じ市内でも息子の住んでいる場所では電車はほとんど乗らない生活。いろいろですよね。