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なんだかんだで人生飽きないように好奇心だけで生きてきたけど、こんなんでよかったのかなぁ?と言うブログ。

ひとりごと

立場上

投稿日:2023年2月1日 更新日:

 そんなことやりたくないのに、立場上やらないといけないこと。

 個人的には言いたくないことを、立場上言わないといけないこと。

 これって本当にストレス。

「えー!それって俺が言わないといかんの?」

「他に言える人おりませんし」

 小学生の自分の子に、「父親としてここは一つガツンと言ってやってね」ってくらいはいいけど、高校生くらいになった子供にガツンというのはなかなか気合がいる。それでもまだ自分の子だったらいい。

 そもそも自分だってそんな立派なもんじゃないし、「そういうあんたはどうなのよ」って反論されたすぐ挫けちゃいそう。

 それでも立場上言わないといけないことっていうのがあるようだ。

 あっちの立場とこっちの立場で言い争って、それぞれの意見をぶつけあう。

 「賛成派」と「反対派」の議論なんかもそうで、自分は賛成か反対かよくわからないのに、なんだか立場上「反対派」の方に座席に座らされちゃって、そんな時に限って「はいあなた、ご意見をどうぞ!」なんて指名されちゃったりして。

周りの視線も「ここはひとつ、よろしく」って目配せしながらうなずかれたりしちゃって余計に追い詰められちゃったり。

 この席で意見を言うとなるとやっぱり反対意見を言わないといけない状況になって、それっぽいことを言ってみたりする。でも自分は「そこまでそう思っていないんだけどな」って。今更「実は私はたまたまここに座っていますが、そこまで反対派と言うわけでもなく」とも言えず、なんだかそんなことでやたらと自分に嘘をついた感じでストレスを溜めちゃったりしたこともあった。

  「は〜い、それじゃ今度はお互いの立場を変えてやってみましょう!」ってやっても出来そうな気がしないでもない。

 そこまで信念を持って反対派をやっているわけでもなく、賛成派ほど賛同しているわけでもなく、お互いの折衷案をどうにか見いだせないかって思っているところに、反対派の意見をビシッと相手に言ってやって!と言われても困る。

 これは、自分自身とは違うキャラクターを演じただけで、その演じたキャラを私自身だと思われるのがとても不愉快である場合に強くストレスを感じるのかもしれない。

 そういうのは、これから極力お断りさせていただき、逃げられるものなら猛然と逃げたい。

 まぁまぁ、とりあえず腹ごしらえをして落ち着きましょう!

 お腹が空いていちゃぁ議論にもなりゃしない。

 ここはひとつ、お互い是々非々で対応して参りましょう!

 間違っても、今流行の「論破」なんてことは考えないでくださいよ。

-ひとりごと

執筆者:


  1. 一般人 より:

    ディベートの苦手な人は日本人には多いですね。
    自分の意見を確立するには、反対の立場で語るに限ります。

    • KURI より:

      一般人さん
      >自分の意見を確立するには、反対の立場で語るに限ります。
      確かにそれはあります。そういう訓練、経験は、自らそういう場に参加しないと、私の時代の学校ではそういう学習はありませんでした。
      今、そういう学習も取り入れられているのでしょうかねぇ?

  2. しんちゃんママ より:

    どのお料理もおいしそうです。
    毎回、感服です。

    >とりあえず腹ごしらえをして落ち着きましょう
     ⇒昨日、レッスン後、母と二人で眼科受診。
      母が紹介状(白内障手術)を書いていただく云々で、
      眼科を出たのが13時40分。
      二人ともお腹が減りすぎて。。。
      母が「高島屋まで歩くのは無理!と言うので、
      駅前の日高屋へ・・・。
      ラーメンと餃子でパワーチャージできました。

    • KURI より:

      しんちゃんママさん
      「日高屋」さんって初めて知りました。「熱烈中華食堂 日高屋」、メニューを見たらお手頃価格でどれも美味しそう。メンチカツも大好き!
      ラーメンと餃子とメンチカツと半ライスを注文し、食べすぎて後悔するパターンになりそうです。

      • しんちゃんママ より:

        日高屋は一人でも入れます。
        しんちゃんママがよく行く5店とも、
        フロアー担当はほとんど女性なので、女の人も入りやすい。

        パイプオルガンの相棒Tさん(そろそろ80歳)とレッスン後に、
        毎回、駅前の日高屋でレバニラ・餃子・ビールで反省会&バッハ談義。
        ただし、滞在時間30分限定。
        「この楽しみがなければ、1時間半かけて、(都内からレッスンに)来ないよ!」と言っておられます。お支払いはしんちゃんママです。
        Tさんは楽譜を全く読めないのにレッスンを始め、相棒歴10数年。

        • KURI より:

          しんちゃんママさん
          >女の人も入りやすい。
           それって貴重ですよね。
          >「この楽しみがなければ、1時間半かけて、(都内からレッスンに)来ないよ!」
           「これがあるから続けられる」っていうのありますよね。(^_^)
           

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