
今でこそ、「音羽山」や「音羽の滝」とかいうと、京都最大の観光地でもある「清水寺」を想像されるかもしれないが、平安時代に「音羽山」「音羽の滝」「音羽川」「音羽の里」といえば、今回登った音羽山のこと。
藤原定家、源実朝、紀貫之、藤原家隆、在原元方、宗尊親王などが歌を詠んでいる。
「音羽川」は今回の登山道の脇を流れていた川であり、「音羽の滝」もその川にあるいくつもの滝のひとつ。
同じ時代に、もう少しここより南の醍醐やその更に南の日野あたりでは、鴨長明が庵をかまえて、そこを拠点にあちこち歩いている。きっとこの音羽山も頻繁に歩いたことと思われる。
今年の山歩きの最初は、そんな音羽山を選んだ。

正月太りで体重2kg増、山頂での調理用の荷物で更にプラス1kg。
そして、主に動画を撮影しながらということもあって、
いつもなら2時間弱で山頂まで登れるところが、2時間と15分ほどかかった。
まぁこんなもんかなぁ。

下りは、久しぶりに膳所へ下ることにした。
このルートは、台風や大雨でズタズタになり、しばらくこのルートは歩けないだろうなということだったが、他の人の山歩きの記録を読ませていただくと、どうにか歩けそうなので試しに行ってみた。
しかし、確かに倒木の伐採や、危ないところにはちゃんとロープを張っておいてくださり、本当に頭の下がる思いであったが、正月疲れのポンコツの体にはちょっと冒険が過ぎたルートだった。
慎重に慎重に、転ばぬように、滑らぬようにと緊張が続いてドッと疲れた。
やっと危険な場所が終わって、やれやれと思ったが、そこから膳所駅までが自分が想像していたよりも距離が長く、最終的にはスタートから5時間で24,000歩も歩くことになった。
それでも転ぶことなく、無事に下りてこられたことが一番で、マルさんとふたりで今年もまたあちこち歩けたらいいなと思っています。
今回も動画がメインで、YouTubeにアップしてみました。お時間がある時によろしかったらご覧くださるとうれしいです。
24000歩はすごい!
膳所駅、『ぜぜ』って読めないですねー、そちらじゃ誰でも読めるのですか、また読めても書けないかな…
Akiさん
「膳所(ぜぜ)」読めませんよねー。地元では当たり前過ぎて「ぜんしょ」って呼ぶ人はまずいません。「穴太(あのう)」「甲賀(こうか)濁らない」「愛知川(えちがわ)」など、滋賀にも難読多いです。
大阪も「交野(かたの)」「私市(きさいち)」「十三(じゅうそう)」とか、絶対読めない。
塩ラーメン好きです。あの出来た後にかける白胡麻が良いです。山の上で作るラーメンって美味しいでしょうね。
24000歩って脅威的な数字です。どんなに歩いても16000歩ぐらいが最高です。
動画を撮りながら、歩き慣れている道とはいえたいへん、がんばりますね、感心します。
アプリさん
>あの出来た後にかける白胡麻が良いです。
そうそう!このラーメンはもう不朽の名品です。
>24000歩って脅威的な数字です。
私も16,000歩くらいのつもりで歩き始めたのですが、終わってみればこの歩数。最初の計画がちゃんと出来ていなかったということに尽きます。
もうヘロヘロのフラフラでした。
音羽の滝と言えば、歌舞伎の重鎮〝尾上菊五郎〟の屋号〝音羽屋〟。
>私市(きさいち)
⇒小学校2年・3年は大阪に住んでいて、私市にいちご狩りに行った思い出。
だから、読めます。
我が家のお酢は20数年、私市醸造(千葉県鎌ケ谷市)のりんご酢です。千葉にも、
私市(きさいち)の文字があります。
しんちゃんママさん
>歌舞伎の重鎮〝尾上菊五郎〟の屋号〝音羽屋〟。
そうなのですね!私の知らない世界です。こちらは京都東山の清水寺が由来のようですね。
>私市(きさいち)
おぉ、以前お住まいでしたか! 私市は、何度も何度も覚えようとしても「私市」という漢字を見ると「きさいち」という言葉が出てこなくて、覚えるのに苦労した地名です。
千葉にも私市の文字があるのも面白いです。