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音羽山(追分駅・牛尾観音・山頂・大谷駅)

投稿日:

 京阪電車「追分駅」からスタート。東海道で京都に入る最後の関所である「逢坂の関」を越えたところにある分岐の「追分」。右へ進めば京都三条大橋、左へ進めば伏見・奈良方面へと向かう。

 大津市から京都側へ峠を一つ越えるが、ここはまだ大津市。

 駅から大津方面へ戻る方向へ歩き、名神高速道路の下をくぐってから右折して、名神に沿って山裾を歩いていく。

 その道はそのまま牛尾観音へと繋がる。

 舗装道路で歩きやすい。左に山、右にいくつもの滝を見ながら音羽川に沿って登っていく。

 岩の上に枯れた木の根が飾ってある。最初は流されてきたものかと思っていたが、これを見たら芸術だと分かった。タコさんが可愛い。

 追分駅から1時間ほどで「桜の馬場」へ到着。ここから階段を登れば牛尾観音。そして、右手の道を進むと醍醐方面へと行ける。

 この「桜の馬場」は桜の名所であったが、いつぞやの大雨で壊滅的な被害に遭ってしまったが、今はまた復活してきている。

 牛尾観音への入り口。黒門をくぐって長い階段を登るか、右にある回り道で緩やかな道で登るか?もちろん緩やかな道を選んだ。

 鉄道の枕木として使われていたであろうコンクリート製の枕木が並べられた参詣道。

 もうすぐ登り切るというところで、遠くに赤い人形が見える。

 以前訪れたときは無かったのに。なかなか愛くるしい赤鬼と青鬼。

 なかなか愛嬌がある。

 その柵を抜けて牛尾観音に到着。

 西国三十三ヶ所札所霊場の一つである「牛尾観音 法厳寺」。

 ここまではほぼ舗装道路だったが、ここからいよいよ山道っぽくなってくる。ストックも両手に持ってゆっくり登っていく。

 それほどキツい道でもなく、道もわかりやすく歩きやすい。

 時折小雨が降るようなお天気だったが、それでもそこそこ明るい道なので一人で歩いても寂しくない。

 もう1ヶ月ほどすると、木々の葉が落ちて、フワフワの落ち葉の絨毯の上を歩ける快適な道なので、もう少し秋が深まったら再び訪れたい山。

 山頂に着く手前の場所で、琵琶湖の南側の出口付近が見下ろせた。橋は近江大橋。左が琵琶湖で、右が淀川方面。遠く奥の山々は鈴鹿山脈。

 牛尾観音から40分ほど歩いて音羽山山頂に到着。山頂には高圧線の鉄塔があり、電線が大津市内から繋がっている。左手前に逢坂山、長等山、比叡山、その先に比良山系。中央に琵琶湖の南湖が広がる。

 左手(西側)を見ると、手前に山科盆地、中央に東山連峰、その先に京都市内、その先には京都の西山の山が連なる。写真右手の山がいつも歩いている如意古道の山。

 山頂からの眺望動画。↓

 追分駅を午前10時に出発して、ちょうど山頂で2時間。正午にお弁当を食べられた。

 昨夜揚げたチキンカツを、お醤油とお砂糖で甘辛く煮たものがメイン。常備菜の煮物を入れて、自家製のゆかりふりかけと梅干しで。

 30分ほど休憩してから下山準備。

 下りは追分駅の一つ大津よりの駅である「大谷駅」に下る。

 途中までは快適な広い道で、東海自然歩道でもある。

 使い自然歩道の立派な道標。しばらく歩くと、一気に下っていくのだが、そのほとんどが階段。

 階段の下りは、膝にくるからあまり好きじゃない。

 しっかり整備された階段だが、そこそこ段差があって膝にくる。

 下りの半分くらいは階段じゃないか?というくらい階段が続く。これを登ってくるのも辛いが、下りも辛い。

 やっと階段が終わって気持ちの良い緩やかな場所にでた。しっかり膝が笑っている。

 2週間ほど前だったか、知人から茶臼山という大津市内の小さな小山に「鷹(たか)の渡り」が来ていると聞いた。なかなか見に行けなかったのだが、この日山頂に「鷹の渡り調査中」という張り紙してある望遠鏡が置いてあった。茶臼山からこちらに移ったのかな?と思った。

 下山中に上空でトンビとは違う甲高い猛禽類の鳴き声が聞こえたのはもしかしたら「鷹」だったのかな?と思った。

 それとは関係ないが、この登山道の足元にこんな鳥の巣らしきものがあった。

 こんなところに巣を作っても、すぐに蛇などに卵を食べられてしまいそう。なんの巣なのだろうか?すでに空っぽであったが。

 膝が笑いながらも、転ばずにどうにか下山。登りは2時間かかったが、この下山ルートだと1時間で下りてこられる。

 この道路が国道1号線(東海道)で、最後の関所である逢坂の関がある道。

 さすがいい場所に関を作ったもんだと感心する。

 上の写真の歩道橋を渡って北側の逢坂山に入って国道沿いに東海自然歩道をしばらく歩けば、ゴールとなる蝉丸神社の社の脇に出る。

 逢坂の関跡。百人一首「これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関」という蝉丸の詠んだ句が有名である。

 無事に下山できたことに感謝しつつ、手を合わせる。

 無事に大谷駅に到着。

2万歩ほど歩いただろうか。今回はGPSをセットするのを忘れてしまった。

小雨が降り続いていたが、ずっと木々の下を歩いたのでほとんど雨を意識することなく歩けた。

また秋の深まった頃にぜひ歩きに来ようと思う。

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執筆者:


  1. Aki より:

    地図で確認すると結構な距離ですね、おつかれさまでした。
    小雨な割に路面乾いてますね、こちらはずーっと雨でした、
    今日は久々に晴れ間が見られそうです。

    • KURI より:

      Akiさん
       GPSのスタートボタンを押すのを忘れてしまいましたが、その日の歩いた距離はスマホによると17.6kmで、22,347歩とのこと。結構歩きました。登山口までの平地も長かったです。
      小雨はほとんど気にならない程度でよかったです。この辺りの山は雨で濡れるとよく滑るので怖いです。
      今日は少し晴れ間が見られるかな?昨夜は寒くて「はんてん」を着てゲームしていました。

  2. しんちゃんママ より:

    >西国三十三ヶ所札所霊場
     ⇒いいなぁとひとこと。
      足腰が元気なうちにに行かれかな?
      約10寺は参拝してご朱印をいただいていますが、
      やはり、西国の朱印帳持って、白衣着て、行きたいです。
      
      

    • KURI より:

      しんちゃんママさん
       すでに10寺もご参拝されてましたか。私は特に廻ったつもりはなくて、数えてみたらやっと10寺でした。

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