鳩(ハト)という漢字は、どうして「九」と「鳥」なのか?
「九」はハトとどういう関係があるのだろう?
「クックー」って鳴くからって。
ええ! 本当?

なんと他にもある。
鴉(カラス)は、「ガーガー」鳴くから、「牙(ガ)」に「鳥」。
蚊(か)は、「ブーン」って飛ぶから、「文」と「虫」。
猫は、「ミャオ」って鳴くから、「獣偏」に「苗」(苗は中国ではミャオと読む)。
ホントに本当か?
そういうことで漢字を作ってしまったのか?
まぁそんなもんなのかな。
ネタかと思ったらどうやらそういう説があるらしい。
しかも、鳩がなぜ「ハト」と呼ばれるかといえば、
「パタパタ」と飛び立つ音が由来とも言うらしい。
ホントかよ!? って笑うしかない。
近くで鳩を見ると、結構怖い顔をしていて、
「鳩恐怖症」の人が言うには、
「目が狂ってる」と。
確かに顔を近づけてみると、そう見えなくもない。

それでも平和の象徴でもある鳩は、
スペイン語でパロマ(ガス器具メーカー)、英語でピジョン(ベビー用品メーカー)、同じく英語でDove ダヴ(ケア製品ブランド)にも使われているし、イトーヨーカ堂や、滋賀で有名な平和堂のシンボルマークにもなっていて大人気だ。

鳩でもう少しの蘊蓄を書けば、
「鳩尾」が挙げられる。
読み方は「きゅうび」。
経穴の一つで、肋骨の下。
へその上5cmくらいのところ。
そう、そこが「鳩尾」。いわゆる「みぞおち」。
「みぞおちが痛い」と言うあの「みぞおち」。
そして「鳩尾」は「みぞおち」とも読む。
試しにパソコンで「みぞおち」と打てば「鳩尾」と変換されると思う。
そのツボは、精神的疲労によるイライラや不眠に効くらしいので、
両手の人差し指、中指、薬指で、ゆっくり息を吐きながら、ゆっくり押すと良いらしい。
そう言って、実際相手に押させて「ポルッポゥ」っていうネタじゃない。
本当にそういうツボです。