
娘が鹿肉をいただいてきた。
脂肪のほとんどない赤身肉、およそ300g。
今まで鹿肉を調理したことがない。
匂いを嗅いでみてもとりあえず臭くない。
上手に処理されていると感じた。
とりあえず、薄切りにして塩コショウして焼いてみた。

たったこれくらい。軽く塩と粗挽き黒胡椒をふってフライパンで表裏を焼いた。

中火で1〜2分。

思った通りの見た目。
食べてみると、
臭みはまったくない。味はとても美味しくて、鹿独特の味というのも、いうほど感じない。
ただ、肉の繊維がしっかりしていて、しばらく噛んでいないと飲み込めない。
噛めば噛むほど美味しいと言えばそうとも言えるのだが。
こういうお肉は妻は苦手なので、柔らかくいただこうと思って、
無難な選択として、圧力鍋で煮込んでカレーにしてみた。

やや小さめに切って、塩コショウして、

玉ねぎと炒めてから圧力鍋へ。

圧力は15分。その後は放冷。

バーモントカレー 「中辛」のルーを入れて出来上がり。具材は茹でたじゃがいもとコーン缶はすべて煮終わった後に入れた。
鹿肉の少ないスジや脂肪のところはトロッとして柔らかいのだが、赤身の部分の歯応えは相変わらずでなかなか噛み甲斐がある。顎が疲れるほどではないが、妻は「もう少し柔らかい方がありがたいかな」って感想。
味は美味しい。臭みもまったく感じない。
カレー自体に鹿肉の味や香りが出ているかというと、おそらく言われなきゃわからないと思う。1番の違いは肉の噛みごたえかな?
もっと他に美味しい食べ方はないのかな?と食べ終わってから調べたが、
どうやら高温で焼くと硬くなりやすいとのこと。ありゃ食べ方間違ったか?
もしまた機会があったら、もう少し下調べしてからやってみよう。