「いちひき」「にひき」「さんひき」じゃないよね。
「いっぴき」「にひき」「さんびき」。1、2、3だけで既に「匹」の読み方が3通りある。
「よんひき」(しひきじゃない)、「ごひき」、「ろっぴき」(ろくひきじゃない)、「ななひき」、「はっぴき」「きゅうひき」、「じっぴき(じゅっぴきじゃない)」。
「ひき」だったり、「びき」だったり、「ぴき」だったり。
数字が「3」だと、「3匹(びき)」「3本(ぼん)」「3杯(ばい)」「3百(びゃく)」と濁る。
数字が「1」「6」「8」だと、「っぴき」「っぽん」「っぱい」「っぴゃく」となる。
こういうのを外国の人に教えるのって、難しそうだけど、自分もどうやって覚えたのかまったく覚えていない。きっと耳で覚えてしまっているのだろうなと思う。「さんっぴき」って、そんな言い方しないよねって、まずは耳がおかしいって感じるもの。

もっとややこしいのが、船の数え方。
ボートや小型船は、1艘(そう)。タンカーや客船は、1隻(せき)。
競技用のボートやヨットは、1艇(てい)。そのうちヨットレースの艇は習慣的に「杯(はい)」とか「盃(はい)」で数えるそうな。
小舟は、詩文では「葉」と数え、軍艦は、「艦」。
黒船来航の時は「泰平の眠りを覚ます上喜撰(蒸気船)たった四杯で夜も寝られず」 とあって「杯」と数えた。
丸木舟の小さいのは、「片」とか「本」とか「葦(い)」とか、
筏になると、「枚」「台」「床」「房」、
帆かけ舟は、「帆(はん・ほ)」だったりで、
どれだけあるんだよ!って驚くばかり。

船がそれだけあるなら、飛行機も多いのかというと、
飛行機は「機」と「台」の2種類。運行として「便」とあるだけ。
それだけ、日本の国では、船の歴史が古いってことなのかもしれないな。
ここのつ とう ってあれも大陸から数え方とか、10を一つのくくりにしているのがなぜか不思議…
AKiさん
数え方に関しては、色々と調べると面白いですねよ。数字も楽しい。(^_^)
この前、テレビの動物番組で動物の数え方(匹、頭・・)の違いをやっていました。
また、お名前は忘れましたが、女性の大学教授の先生が、この研究をされていて、お話がおもしろかった記憶があります。
想像もつかない時や、おもしろかった時は日記帳にメモ。
しんちゃんママさん
うさぎはどうして1羽、2羽と数えるとか、「頭」はわかるけど、「匹」ってなんだ?って素朴に疑問に思います。そんなことを調べていくと、すぐに時間が溶けていきます。(^_^)
先生のお名前は飯田朝子先生でした、
>調べていくと、すぐに時間が溶けていきます。
⇒同感です。
先生の著書、買おうかな???
しんちゃんママさん
「ドラえもん はじめての数え方」をチラッと読んだけですが、ドラえもんの漫画で分かりやすいし、すごく面白かったです。(^_^)
「日本の助数詞に親しむ―数える言葉の奥深さ―」も読んでみたい!
どれも面白そうですよね。