
春休みで10代の末娘が帰省すると、
作るおかずがガラリと変わる。
「何食べたい?」
「肉!肉!肉!肉!」と言う状態。
「煮物か揚げモノ、どっちが・・・」
「揚げ物!!!」
こちらも50代終盤になって、三女も偏食あるし、日常は煮物が増えてきたなぁって思っていた。
しかし、あともう少しで「さよなら10代」になる末娘は食欲旺盛な肉食系。
見ていて気持ちいいくらいよく食べる。
この日の晩ごはんも、鳥天と豚天。
とり天は、鶏胸肉に塩胡椒とタイムで下味をつけて、天ぷら粉で180度の油で揚げる。
今回の豚天は、豚薄切りとみじん切りの玉ねぎを、塩胡椒、醤油、砂糖、ニンニクと片栗粉、料理酒とで混ぜてから揚げた。
食べる前に、レモンをたくさん絞って振りかけた。
これだけ揚げたら、いつもの3人なら二日間くらい食べられるかなって思う量だが、一食で食べ切った。
一人でご飯3杯も食べるし。
いつもの私たちは、お茶碗に軽く1杯ずつだから、米の消費量だけでもいつもの2倍炊いている。
まぁ、作り甲斐もあるし、見ていて気持ちい良い食べっぷりなのでいいのだが、
再び学校に帰っていくと、寂しい反面少しホッとするところもある。
大量のおかずを作らなくて済むと言うことからの解放とでも言うのかな?
今はせっせと毎食彼女をお腹いっぱいにさせることだけを考えながら生きている。