ＷＯＷＯＷドラマ「下町ロケット」全５話

池井戸潤原作の直木賞受賞作を三上博史主演でテレビドラマ化。町工場が取得した最先端特許をめぐる、中小企業と大企業の熱き戦いを描いた新時代の社会派ヒューマンドラマ。
佃航平は、宇宙ロケットの打ち上げ失敗の責任から宇宙科学開発機構を辞め、今は下町で町工場を経営していた。ある日、主力製品が特許侵害で訴えられ、会社は存亡の危機に立たされる。一方、大企業・帝国重工の純国産ロケット打ち上げプロジェクト「スターダスト計画」の責任者・財前道生のもとに衝撃的な報告が入る。エンジン部品の特許技術が、既につくだ製作所の特許として登録されていたのだ。窮地に立たされた財前は……。
出演：三上博史、寺島しのぶ、渡部篤郎、池内博之、綾野剛、原田夏希、眞島秀和／古谷一行〔特別出演〕／三石研、小市慢太郎、水野真紀

前回観た池井戸潤の作品「空飛ぶタイヤ」となんとなく構図が似ている。大手企業と中小企業の戦い。大手大企業の次の権力の望む専務とその部下、中小企業の社長と仲間たち。

　主役の中小企業の社長は三上博史。「私をスキーに連れっって」からあまり変わらぬキャラクターで、不器用で真面目なタイプ。

　大企業側で味方になってくれる格好いい役は、渡部篤郎。いつもかっこいい。

　大企業の嫌な部下には、眞島秀和はナイスなキャスティング。

　弁護士役の寺島しのぶも好きな女優さん。

　ＷＯＷＯＷ連続ドラマはほぼハズレがなく、どれも充実している。１本が１時間弱なので、気楽に観られるのもいい。

　まだまだ観ていない作品もあるので、これから順次観ていきたい。