散歩をしていますと、横断歩道を渡る機会も多くなります。信号のある横断歩道であれば問題はないのですが、信号のない横断歩道を渡る時は、なかなか渡れない時があります。交通量の少ない道路なら良いのですが、やたらと交通量が多くしばらく待っていても一向に車が途切れる気配がない。開かずの踏切ではありませんが、渡れずの横断歩道。子供であれば「手を挙げて」とやれば車も止まってくれるのでしょうが、大人だとなかなかそれが出来なかったりします。
まず、横断歩道を渡ろうとしてひたすら待っていても止まってくれる車はまず皆無。渡る方としては「そのうち止まってくれる人もいるかも」とちょっと期待するところはあるのですが、これはほとんど期待出来ません。
しかし、大人であっても横断歩道のところで「手を挙げれば」9割ほどの車は停まってくださいます。これは本当にお見事です。
私も車を運転しますのであまり人の事は言えませんが、横断歩道で渡ろうとして待っていても、運転者にとってはただ横断歩道の近くで立ち止まっているだけ、あるいは迎えの車を待っている、のではないかと思って素通りしちゃいます。でも、手を挙げれば間違いなく「横断歩道を渡る」か「タクシーを呼んでいるか」となりますから、自分がタクシーの運転手でなければ「お、渡るのか。停まってあげなくては」と停まってくれる人がほとんどです。
だから、横断歩道を渡る時は「誰も停まってくれやしない」と怒るくらいなら、遠慮なく手を挙げてみましょう。と言ってもなかなか挙げられないんですよね。子供が一緒なら挙げさせるのですけど。(^_^;)