先日は守山市にある佐川美術館に行ってきました。
佐川急便が作ったこの美術館は、日本画家の平山郁夫氏と彫刻家の佐藤忠良氏の作品を中心に展示してありますが、今回は特別展示として、
「東海道・木曾街道 広重 二大街道浮世絵展」
という企画をやっていたので、家内と3女を連れて雨の降る中を車に乗って観に行ってきました。
雨で浸水している訳ではありません。周りは水に囲まれているのです。その水の上に彫刻が浮いており、シンプルなモノトーンの美しさにセンスが光ります。
今までに平山郁夫氏の作品は印刷物で観た事がありましたが、やはり本物は違います。大迫力で、絵の前から動けなくなるほどの感動でした。時には本物に接して目を養わないといけませんね。小さい印刷された絵を見て、「ふ~ん、そんな大したことなさそうな絵だなぁ」と思うのは早計。本物を自分の目で見ると印刷物とはまったく違った絵がそこにあります。
>平山郁夫画伯
⇒超大好きな画家で、色使いが大好き。
毎年、カレンダーは使わずに保存。
けさも「会葬のお礼」に平山先生の便箋(仏像柄)を使いました。
>大迫力で、絵の前から動けなくなるほどの感動
>時には本物に接して目を養わないといけませんね
⇒同感です!!!!!
頭の中にシルクロード・ラクダ隊の絵が浮かんでいます。
年に数回、伊勢丹画廊で即売会があり、
目の保養に行ったつもりが、
毎回、値段を見て、「目が・・・・」。
>「東海道・木曾街道 広重 二大街道浮世絵展」
⇒こちらも興味津々。
ご夫婦+お嬢様と、格調高い時間をお過ごしでしたね。
仏像の水彩画もありましたが、とてもシンプルな線に一見べた塗りっぽい色彩。しかし、それがまたよくよく見ると、シンプルなのは無駄がないこと。一見べた塗りだったのも、かなり高度な色の変化があり奥深さを出していること。それに気がついた時には呆気にとられてしまい立ち尽くしました。
久しぶりに良いものを見て、目も喜んでおります。