昨日は台風一過で気持ちの良い青空のもと、朝から大津市坂本までの長距離を歩いてみることにしました。
田んぼの稲もすくすくと育っており、その中に白い鳥が1羽佇んでおりました。
京阪の線路のところから琵琶湖を見下ろします。
歩いている途中に「倭神社」という名前の神社が2つありました。一つ目がこちら。
この「倭神社」は滋賀里3丁目の「天塚」という場所にあり、「しどり神社」と読みます。
祭神は天智天皇の皇后である「倭(やまと)姫」とされています。この神社は古墳でもあります。
もうひとつの「倭神社」は、坂本に近い、松ノ馬場(まつのばんば)にありました。この神社は「やまと神社」と読むのでしょうか、ふりがなはありませんでした。
こちらの祭神は日本武尊です。
大津市街地から坂本まで2時間半の散歩道。なかなか歩き甲斐がありました。
神社名をいろいろ調べていますが、
「倭神社」は初めて聞きました。
そして、祭神が異なっていることも興味深いです。
同じ「倭神社」なのに、読み方が違うのが面白いし、祭神も違います。
「しどり神社」は天智天皇の皇后(倭姫)のお墓らしい古墳の上に建てられたから倭神社。
もうひとつが「日本武尊(やまとたけるのみこと)」を祀っているから「倭神社」。こちらは比叡山の登山口あたりにあり、社殿の造りも日吉大社と似ています。