大津と京都を結ぶ京阪京津(けいしん)線三条駅で京阪本線(京都と大阪を結ぶ)に乗り換えて伏見桃山駅で下車します。
写真は京阪本線の普通電車。ラッシュ用ドアというのがあります。この日は使われておらず開きませんでした。
伏見桃山駅は三条駅から11駅もあります。読めない駅名も多いです。
この伏見桃山駅を降りて少し歩いたところに、「鳥羽伏見の戦い」の時の弾痕が残っているお店がありました。知らずに見ればただの傷なのですが、弾痕と言われると急にその重さが伝わってきます。
そこからまた5分ほど歩きますと、今度は立派な門構えの神社が見えてきました。
「御香宮(ごこうのみや)神社」という神社です。門構えが立派なのは、それもそのはずこの門は秀吉の伏見城の大手門として使われていたものだそうです。
中へ入りますと、なかなかこれが賑わっております。宮参り(初宮詣)、安産祈祷、そしてここは名水100選に選ばれた湧き水があり、それを汲みにきて並んでおられる人でも賑わっておりました。
本殿の脇には「絵馬宮」という建物もあり、ここには100数十枚以上の絵馬が奉納されているとのことです。
その御香宮神社を後にして、いよいよ桃山へと歩いて行きます。
15分ほど歩きますと、ここから天皇陵の参道だよという雰囲気になってきます。
そこへ一歩足を踏み入れるといきなり街の喧噪はかき消され、別世界が広がります。
小さな玉砂利を踏みつつ、ざっくざっくとひたすらまっすぐ歩いて行きますと、道が3つに別れます。左は桓武天皇陵と伏見桃山城、正面は明治天皇陵と昭憲皇太后陵、右は乃木神社です。まずは左へ折れて桓武天皇陵へと向かう事にしました。
ここからの道が最高です。巨木のトンネルをくぐっていくのですが、何とも言えない雰囲気と森の香り。そしてこの静寂。数分前までの車の音と排気ガスが嘘のようです。
そんな大自然に癒されながら到着したのが、こちらの桓武天皇陵でした。畏まって拝礼をすませ、ふと右手を見るとそこには桃山城の大天守閣がそびえ立っておりました。
>ラッシュ用ドアというのがあります
⇒「京津線」って、初耳です。
しんちゃん兄に聞いてみよおっと。
>桓武天皇陵
⇒桓武天皇はよく耳にする天皇なので、
親しみ(?)があります。
京阪「京津(けいしん)線」は、最近は「大津線」とも呼ばれています。
桓武天皇と言えば、奈良から山城の国(京都)に遷都し平安京をつくったとして学校教わりました。受験勉強にもよく出演された天皇でしたね。