京都に平安京が出来てから1200年目の1994年。この年の記念事業で計画されたものが、京都駅ビルであり、京都コンサートホールであり、地下鉄東西線でした。では、その100年前の1100年目の記念事業で出来たものは?そうです、それが平安神宮なのです。
幕末維新で荒れ果てた京都の街。天皇陛下が東京に移られ、人口が2/3に減ってしまった京都を何とか元気にしようと企画されたイベントだったそうです。
平安京の内裏を5/8の大きさで復元したものがこの平安神宮。5/8でもこの大きさですから、実際の大きさはそれこそ魂消るほどの大きさだったことでしょう。
神苑がまた広いです。入場するにはお金が掛かりますが、有名な庭師が20年の歳月をかけて作った庭が一見の価値があります。
平安神宮から北へ行くと、聖護院門跡があります。順庵じいさんの旅日記の3月19日にも「聖護院村」という地名が出てきます。聖護院村は現在の聖護院の西側にあったそうで、鴨川までの間には「聖護院の森」があったそうです。その森の鎮守が聖護院の南西にある熊野神社とのことです。
聖護院村で作られていたのが、聖護院大根や、あの「八つ橋」だったのです。
聖護院というのは、「本山修験宗総本山」なのです。いわゆる山伏.修験道の総本山のひとつということです。
聖護院の周りはなぜか複雑な道。碁盤の目のような道で有名な京都なのですが、ここはクランクがたくさんあります。
平安神宮って1100年目の記念にできたものなのですか。あの朱色が目を惹きますね。
京都に行くときは必ずここに行ってました。すごく好きな場所です。お金を払ってもお庭も見る価値ありです。近くにある京都国立近代美術館もお気に入りです。また、行きたいですが、なかなか。
>1100年目の記念事業で出来たものは平安神宮。
⇒そうなんですか。。。
>クランクがたくさんあります。
⇒理由があるのですか??
アプリさん
関東に住んでいる時は、京都へ行くのはひとつの憧れでした。ここ最近は毎週のように京都へ散歩に出かけていますが、いつまでたっても見尽くすことが出来そうもありません。
あの朱色の大きな鳥居は、最初は景観が悪くなるということで反対されていたようです。今では京都のシンボルのひとつになっていますが。(^_^)
しんちゃんママさん
>理由があるのですか??
どうなのでしょうね?城下町ではよく攻めにくく守りやすいようにクランクや行き止まり、斜めの路などありますが、そういう意味なのかどうか。鴨川から西側は碁盤の目の路なんですけどねぇ。