私は1963年生まれで、太平洋戦争が終わってから18年後に生まれた事になります。私が子供の頃には戦争のことは教科書や書籍などで学ぶだけであり、生々しく語るものは既にありませんでした。
先日家内と大学時代のある出来事のことを話していた時に、その出来事が既に20年以上も前だったことに愕然としたことがありました。学生時代がつい最近のことと思っていましたが、それはもう20年以上も前のことであること。
そして、まだ記憶に新しい「湾岸戦争」は、すでに17年も前の出来事なのですが、私たちにとってはついこの間のことなのです。きっと私が生まれた頃の大人にとっては太平洋戦争はついこの間のことなのでしょう。それがいま実感として感じます。
自分が生まれる前のことは。歴史の教科書の中の出来事で、自分の記憶が始まってからが「現代」という感覚から、歴史はずっと継続しているというイメージを持たないと歴史に対する感覚がどうしてもズレてきてしまいそうです。
戦後60数年経過しても、その時に生きておられた人にとっては「ついこの間の出来事」なのでしょう...。
戦後◯◯年
投稿日:
執筆者:biglobeKURI
亡き実父も東京大空襲の中、弟妹と下町を逃げ回ったそうです。
また、終戦が1ヶ月遅れたら、戦地に送られていたとか・・・。
もしも、父が戦死していたら、しんちゃんママ&しんちゃん兄弟も
この世に存在していなかったんですね。
追伸
「KYODO Photo」って、
多分、実父の元勤務先の写真かな?
なつかしいなぁ!!!!!!!
「東京大空襲」アメリカ軍による民間人大虐殺。映画やドラマなどで再現映像は何度と見る事はあっても、現実はあんなもんじゃなかったのでしょう。その炎の中を生き抜いて現代まで命のバトンを渡すことが出来ている事はまさしく「奇蹟」であり、私たちはそういった奇蹟あっての上に「生かされている」のかもしれません。
>「KYODO Photo」
「湾岸戦争と言ったらこの映像」と思ったのがこの写真でした。いきなりテレビで映し出されたこの映像はかなりのインパクトがありました。
本当に生きてある事は奇跡ですね。
湾岸戦争はニュースで緑色の画面で、砲弾の発射と
爆発が映されていて、現実味がなかったことを思い出します。
その爆弾の下で何人の方が亡くなったのだろうと思うと
本当に辛く悔しいですね。
麦風さん
おっしゃる通り、現実味のない映画やテレビゲームの画面を観ているようでした。目の前の人間と素手で殺し合うというものでなく、スイッチを押す事で事象が進行して行く事に空恐ろしさを感じます。