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なんだかんだで人生飽きないように好奇心だけで生きてきたけど、こんなんでよかったのかなぁ?と言うブログ。

乾癬

慈眼堂

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昨日は大津市坂本にある「慈眼堂」に行ってきました。ここは慈眼大師こと天海大僧正の廟です。どうしてここに天海の廟があるかというと、信長の比叡山焼き討ちの後にその復古に尽力したということでここに祀られているようです。この慈眼堂はとてもきれいにお庭がお手入れされていまして、とても良い「気」があります。

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ここにはたくさんの供養塔があります。一番大きいのが「桓武天皇供養塔」です。他、後水尾天皇供養塔、慈眼大師塔、歴代天台座主の供養塔、東照大権現(家康)供養塔など。それと面白いのが、紫式部と和泉式部と清少納言の供養塔がありました。これは理由がよく分かりません。

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これは阿弥陀如来石像で13体あります。桃山時代に近江国の観音寺城主観音寺承禎が母の菩提のために作った48体の石像のうちの13体を江戸時代初期に天海僧正がこの地に移したとのことです。

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そこから1kmほど歩くと明智光秀の菩提寺である「西教寺」があります。暑い日差しの中、大好きなお寺なのでそこまで歩いて行って来ました。そこへ行く途中の風景です。
手前には「棚田」があり、その先に坂本の町、そして遠くには琵琶湖が広がります。琵琶湖の一番右端あたりが大津市街になります。
 

-乾癬

執筆者:


  1. 麦風 より:

    お寿司、映画、お寺探訪。
    素敵な日々をお過ごしですね。
    おなかも心も満腹。
    そういうことってやはり手間がかかるけれど
    折角の毎日、丹念に過ごしたいものですね。
    先日若いご夫婦がやっているカフェで。
    ゴーヤときゅうりの入った酢飯を食べました。
    私は初めてでおいしかったです。

  2. しんちゃんママ より:

    石灯篭の数も多そうで、こじんまりした格式あるお寺のようですね。
    上野・寛永寺の徳川ご廟を見学した時、ご廟の両側に各城主から
    寄進された多数の石灯篭にビックリしたことを思い出しました。
    >東照大権現(家康)供養塔
     ⇒上野・寛永寺の開山した天海と同じ僧でしょうか?
      寛永寺には徳川将軍のご廟もあるし、
      諡号が慈眼大師なので、「慈眼堂」と関係がありそうで・・・。
    >阿弥陀如来石像で13体
     ⇒こんなに大きなのはこちらでは余り見かけませんね。
      信仰の厚さと財力をすごさ。。。

  3. KURI より:

    若い頃はヒマで怠惰な休日を過ごしてきましたが、今から思うと「もったいなかったなぁ」と思います。そういう時期があったから今があるのだと思いますが、これからはぼーっとしている時間がもったいないなって思っちゃいます。元気な日はたくさん歩いていろいろなものを発見し、気づきを得たいです。
    >ゴーヤときゅうりの入った酢飯を食べました。
     これはどんな味なのか想像出来ないのですが、見た目は「緑色」とごはんの「白」でシンプルですねぇ。ゴーヤの独特な苦みはありますか?ゴーヤは好きなので一度食べてみたいです。
     兄に教わりましたが、魚肉ソーセージとゴーヤを一緒に口に入れると、ゴーヤの苦みが消えます。これ不思議!

  4. KURI より:

    しんちゃんママさん
    >上野・寛永寺の開山した天海と同じ僧でしょうか?
    そうです。その天海大僧正(慈眼大師)です。いろいろなところに登場しますよね。(^_^)
    実家の尾島にある歴史博物館の「天海僧正の木像」も観てきたばかりです。尾島にある長楽寺の境内に、天海の発願で東照宮を移設したりしました。天海=光秀という説もあり、坂本に慈眼堂があったり、日光に明智平という地名があったり・・・。歴史ミステリーとしては面白いです。

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