この岩間寺は、元正天皇の勅願で創られたお寺です。元正天皇というと奈良時代の女帝であり、天武天皇と持統天皇の子である草壁皇子を父とし、母は天智天皇の娘である元明天皇というこれまた女帝です。西国三十三カ所のひとつであるこのお寺は「ボケ封じ」にいいと言います。
上の写真正面の山頂付近が岩間寺です。今日はいつも平地を歩いている私には手強そうです。
手前の黄色い花は「ヘチマ」の花でした。何だか懐かしい。
かなりキツイ急坂をぐいぐいと登って行きます。歩いて登って行く人はいません。でも岩間寺行行きのバスは何台も追い越して行きますが、どれも満員でした。
ふと振り向いた景色が上の写真。そこそこ登ってきました。
京阪石山寺駅から歩いて2時間。ぜいぜい言いながらも何とか到着です。登ってくる時はほとんど人に出会わなかったのに、ここへ到着したら凄い人です。やっぱりここは歩いてくるところじゃなかったか。
こちらが本堂です。
「ボケ封じ」というのがかなりの宣伝文句になっているようで、お年寄りが一生懸命拝んでおりました。長寿というよりも、周りに迷惑かけずに、ボケずにポックリと逝くのが願いという気持ちはよくわかります。私もそのようにお願いしてきました。
標高500m弱の山ですが、平地に慣れている私にはキツイ散歩でした。スポーツドリンクを1.5リットル消費しました。(^_^;)
>ボケずにポックリと逝くのが願いという気持ちはよくわかります
⇒義父は少し認知症でしたが、
亡くなる日まで、身の回りのことができたので、
「ポックリ」でした。
これも「四国88ヶ所結願」の功徳でしょうか。
>これも「四国88ヶ所結願」の功徳でしょうか。
きっとそうですよ!
お礼参りが大変そうですね。(^_^)