今夜のDVDは漫才師「B&B」で有名な「島田洋七」さん原作の「佐賀のがばいばあちゃん」です。本も売れていますし、テレビドラマでも泉ピン子さんがばあちゃんを演じて放送されましたが、DVDでは吉行和子さんがばあちゃん役をやっています。
「戦後の動乱期、広島に暮らす昭広(島田洋七の本名)少年は母親に女手ひとつで育てられている。働く母を恋しがって、まだ幼い昭広が物騒な夜の盛り場にやってくるため、懸念した母親がだますようにして、佐賀の昭広の祖母・おさのばあちゃんの家へ送ることから物語が始まる。
おさのばあちゃんの家は超のつく貧乏であり、ばあちゃんは苦労人だった。だがそれ以上に、明るく逞しい「がばいばあちゃん」であった。」
なかなか泣かせるツボを心得ている映画で、数回泣かされてしまいました。
「貧乏には、暗い貧乏と明るい貧乏がある。うちは明るい貧乏だ」
「悲しい話は夜にするな。どんなつらい話も昼にすればたいしたことではない。」
なるほど、と思いました。
吉行和子さんは「がばいばあちゃん」を演じるにはちょっと上品過ぎるような感じでしたが、それでもなかなかの好演でした。実母役の工藤夕貴さんもうまいですねぇ。豆腐屋の緒形拳さんもいい味出しているし、終盤、中学の先生役の山本太郎さんにも泣かされました。
正直あまり期待していなかった作品でしたが、思ったよりもじ~んときてしまったので、星は3つ半です。
DVD「佐賀のがばいばあちゃん」
投稿日:
執筆者:biglobeKURI
私の入ってる子育て団体と文化会館の共催で
これの映画会をしました。
わたしも山本太郎さんにはじんとしました。
三宅裕二さんが、懐かしい目で過去を見ている姿にも
じんときました。
年のせいなどと言ったら怒りますからね。
育児が一段落してくると、あらゆる場面で涙もろくなってきます。自分の過去の映像がよみがえって目の前の映像とだぶってしまい、その時の感情にタイムスリップしてしまうのでしょうか。
積み上げて来たものが多ければ多いほど、一生懸命に生きてきたからこその涙なのでしょうね。
>吉行和子さんは上品過ぎるような感じでしたが
⇒映画を観ていませんが、そんな感じがします・
吉行和子さんの演技、好きですが・・・。
ピン子さんの方が合っていると思いますが、いかがでしょう?
実際に洋七さんが「漬物をアレンジした料理」を作っていましたが、
どれもおいしそうでしたよ。
おお、それって言葉を変えた「年のせい」?
でもほんと、そうですよね。
物忘れは激しく、色々な思いはいっぱい。
過ぎていく時間が若いときより愛しいです。
しんちゃんママさん
>ピン子さんの方が合っていると思いますが、
ピン子さんの方は観ていませんが、おそらくそうだと思います。
漬け物をアレンジした料理ってどんなんでしょう。たくあんを炒めて鰹節と和えてなんてのもあったような。
>それって言葉を変えた「年のせい」?
さすが、麦風さん!やっぱり分かりましたか。(^_^;)
>物忘れは激しく
冷蔵庫を開いて「何を取りにきたっけ?」、夫婦で「あれ、ほら、あの、あれだよ、あれ、なんだっけ?こんな形でこんなやつ・・・、あぁ~名前が出てこない。ほら、あれだって」という会話。年のせいと言ったら怒りますよ。(^_^;)
>過ぎていく時間が若いときより愛しいです。
素敵な表現ですねぇ。過ぎて行く時間が愛おしいかぁ。考えても見なかったです。言われてみれば確かにそうです。気がつかせてくれてありがとうございます。