「花田少年史」は元はコミックです。そしてアニメ化もされておりますが、今回観たのは実写版映画です。
「小さな港町で評判のわんぱく少年・花田一路は、ある日、トラックと衝突する大事故に遭ってしまう。九死に一生を得た一路には、幽霊が見える不思議な能力が身についていた。その日から彼の周囲には、様々な幽霊が出現して願い事や相談を持ちかける。それだけでもパニックなのに、なんと、自分が本当の父親だと名乗る見知らぬ男の幽霊まで現れた!元気でにぎやかな花田家に、誰にも言えない秘密が隠されているのか?幽霊たちの力を借りて真実を探るうち、一路はこれまで意識しなかった家族の絆、そして「愛する者が幸せであってほしい」という幽霊たち、そして生きている人間たちの優しい思いに気づいていく……。」
この映画は賛否両論あるようですが、私は素直に泣けて素直に笑えて楽しかったです。
主役の須賀健太君が素晴らしい。この主役の子役の須賀健太君は、「Always 3丁目の夕日」「椿山課長の7日間」で泣かされたばかりですし、もうすぐ公開される「「Always 3丁目の夕日2」にも出演されるそうです。上記の映画では内気な少年役でしたが、この作品では手の付けようもない悪ガキを見事に演じています。
私は原作もアニメ版も知りませんが、この映画版はこれはこれで十分楽しめる作品となっていると思います。
家族のいるところで、一人でヘッドホンをしてノートパソコンでDVDを観ていましたが、溢れる涙の始末に困ってしまいました。こういった泣ける映画は一人で劇場で観るか、家で観る時は家族が留守の時に観るのがいいなと思いました。
この作品も星4つの佳作でした。
DVD「花田少年史」
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執筆者:biglobeKURI