角川映画の「となり町戦争」を観ました。
江口洋介と原田知世が出演する、日本の隣り合う小さな町同士の戦争のお話。
町の広報の片隅に隣の町と戦争することになったと小さく書かれた記事。それをその町に引っ越してきたばかりの旅行会社社員である江口洋介が見る。どこでそんな戦争やってるの?という感じであるが、そんな彼のところへ偵察任務命令書が届き、役所へ行ってみるとそこに「戦争推進課」職員の原田知世がいた。
知らないうちに戦争することになっていて、気がついたらその任務に携わっていた。身近な人が急に戦死して、身近な人と戦うはめになったり。妙にリアルです。戦争している理由も「いろいろなことが絡み合って」「一番効率の良い解決策」「市長の次の選挙の支持率」など、一般市民には理解出来ないことというのもリアル。
江口洋介は今までに見た江口洋介であって、決して嫌いではありません。原田知世は以前から好きな女優さん。「時をかける少女」にはじまって、「私をスキーに連れてって」「大停電の夜に」も良かった。
この2人が演じるなら、最後の恋愛もののベタな終わり方はどうかと思われるが、それなりに楽しめました。
評判が良かった原作が気になるところ。図書館で借りてこようと思います。
いつまでもかわいらしい原田知世さんが見られたので星3つでした。
DVD「となり町戦争」
投稿日:
執筆者:biglobeKURI
いつも思うのですが、日本では映画がたくさん作られているのですね。
どうしても宣伝費にお金をかけた映画しか、知る機会がありません。
KURI様のコメントを読ませていただき、
「いい映画って、自分で探すんだ!」と思いました。
私も日本映画を見始めてまだ日が浅いのですが、観ても観てもどんどん増えて行きます。洋画まで手が回らないというのが実状です。老眼がはじまって字幕を読むのが面倒というのもありますが。(^_^;)
シネマホールのおかげで日本映画の良さを知りました。予算ジャブジャブの映画の中にも良い映画はありますが、どうも有名俳優や技術面に頼り過ぎなところがあり、経費が足りない分を工夫して頑張っている映画の方がその熱き思いが伝わってくるような気もします。
ああ、映画はこの方たちなのですね。
原田知世、ぴったりです。
スッキリしていてひたむきで。
日本映画、私も好きです。
でも字幕がなくて日本映画はよくセリフを逃がしてしまいます。
DVDなら見直せるけど、映画館だと気になったまま
進んでいってしまいます。
麦風さん
>原田知世、ぴったりです。
そうですか!余計に原作が読みたくなりました。
>日本映画はよくセリフを逃がしてしまいます。
確かに!それはあります。
その聞き逃したセリフが妙に後まで気になってしまうこともあります。
劇場では特にそうですよね。
「キサラギ」はそんなセリフがいくつもあったので、もう1度観に行っちゃいました。(^_^;)