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なんだかんだで人生飽きないように好奇心だけで生きてきたけど、こんなんでよかったのかなぁ?と言うブログ。

乾癬

「犀(さい)」を調べていくうちに 

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 きっかけは「金木犀の『犀』が動物の「サイ」だった」ということからはじまったのだが、
 そこからあちこちにある「犀川」はどうして「犀」という漢字を使うのか?
 そこから鳥獣戯画にも描かれている「水犀」という架空の生き物にも辿り着いた。
 その伝説上の生き物である犀の角「犀角」も重要なものとされていたのもわかった。
 それがもう早いもので、昨年の10月に書いたことだった。
135021570798813224571_IMG_8149.JPG
 そんな昔から知られていた「犀」を検索していくと、まだまだ出てきて、
  日光東照宮の本殿にも「犀」が彫られているのがわかった。
 そして、久ヶ原東部八幡にも「犀」が彫られていた。
 「犀」は、水の守神の聖獣、幻獣、神獣でもあった。
 正倉院には、シルクロードを渡ってきた、犀角を使った孫の手や器とかもある。
 となれば、あちこちにある「犀川」や他の当て字での「才川」「最川」「際川」「佐井川」も、もしかしたらって考えてしまう。
 もうひとつ、長野県「犀川」の名前の由来に、こういうのがあった。

『日本傳説叢書 信濃の巻 復刻版』 p257~p259では、昔、安曇野の辺りにあった大きな湖水を、穂高見命(一名宇都志日金拆命)が山を拆(さ)いたので今の犀川となり、犀川は拆川(さきがわ)の訛った名であるとも伝えられている旨の記載もある。

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↑姨捨SAから見る千曲川
 5000年ほど前、古上高地に大きな堰き止め湖が出来て、それが決壊したために梓川に大量の水が押し寄せて松本平は湖になったと。その時の名残りの地名が残っていると。
 そういえば、松本市西部には「渚」という地名がある。
 どうしてこんな場所に「渚」なんだろう?って思っていたが、Wikiにも古代の松本盆地が湖だったことの名残りと書いてある。
 安曇野の海人族安曇氏は福岡志賀島から日本海を北上し、新潟の糸魚川から姫川を船で上流へ上流へとやってきたのだろう。穂高神社も創建は不詳であるし、古事記や古墳で推測しても6世紀あたりまでしかさかのぼれないが、この松本平が湖だった4000年〜5000年前の縄文時代前期には、安曇氏はもう安曇野にたどり着いていたのでは?なんて妄想してしまう。 
 そういえば、「大津市」にも「際川(さいがわ)」がある。大津市の際川地区と「南志賀地区」の境。ここでも「志賀」が出てくるのは偶然かな? 大津市には志賀町(しがちょう)があり、隣には信楽(しがらき)という焼き物で有名なところもあって、
北の隣町は高島市で「安曇川」が流れていて、ここも安曇氏がらみなのだ。
 こんな妄想をしながらネットの世界を漂っていると、あっという間に時間が過ぎてしまう。

-乾癬

執筆者:


  1. 匿名 より:

    実家の菩提寺へ行く途中に『阿蘇』という地名があり、全国の〝あそ〟という地名を調べました。(漢字はいろいろ!)地名って、おもしろい。

  2. KURI より:

    しんちゃんママさん
     「あそ」も色々ありますよねー。自民党副総裁の「麻生」さんも「あそ」なのでしょう。「あそ」「あそう」で検索すると「浅生」「阿曽」「阿相」などゾロゾロと出てきます。「朝臣(あそん)」はどうなのでしょうね?調べるほど奥が深いですよね。

  3. Aki より:

    長野県には海が付く地名も多いよね、
    安曇野の海人族の話は以前テレビ等で見たことあります、でも私の知ってる長野県人は他県に行きたがらない人間ばかりだったかな・・・

  4. KURI より:

    Akiさん
    平安時代に東海南海トラフでの大地震で、佐久の辺りには堰き止め湖が出来たそうで、「小海」もそのころの地名とありました。
     そのうち起こるという東海南海トラフでの大地震で、どんなことが起きるやら。

  5. 匿名 より:

    ブラタモリで、長野県のことをやっていましたね。海がないのに・・・。

  6. KURI より:

    しんちゃんママさん
     その回は見ていないかも。オンデマンドで探してみます。

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