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なんだかんだで人生飽きないように好奇心だけで生きてきたけど、こんなんでよかったのかなぁ?と言うブログ。

乾癬

「大丈夫、やってごらん、ここで見ていてあげるから。」

投稿日:

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 信州で暮らしていた時は、
 当たり前のようにジャッキアップしてタイヤの交換をしていた。
 スキーに行って、突然の大雪に見舞われたら、仕方なくその場でチェーンを巻いたこともあった。
 雪の坂道で無理やりジャッキアップしたら、車が動いてジャッキが倒れてしまって怖い思いをしたこともあった。
 どちらかと言うと、タイヤ交換は得意な方じゃなくて面倒に思っている。
 あれから数十年が経過して、ほぼタイヤ交換というものをしなくなった。
 「雪の日は、車に乗らない」と言える場所に住むようになったからだ。
 雪が降ったら歩いていけばいい、電車に乗ればいいじゃない、ハイヤーを呼べばいいのに、と呑気に言える場所だ。
 まるで「パンがなければケーキを食べればいいのに」と言うマリーアントワネットのようなお気楽発言だ。
 そんな場所に住んでいるが、息子がタイヤ交換をはじめた。
 それも生まれて初めてタイヤ交換をやると言う。
 「やり方わかるの?」と聞くと
 「さっき一応YouTubeでやり方をざっと確認したんだけどさ」と。
 さすが今時の若者は要領が良い。
 ほとんどこちらは手を出すこともなく、ちょっとしたお節介をしただけで、
 初めてにしては90分で無事交換が終わった。
 「これで4000円が浮いた!」と言いながら腰を叩く。
 「でも、これで腰を痛めたらと思うと、4000円も高くないよね」って。
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 私も、少しの手数料を浮かせるためにいろいろなことを自分でやってきた方だから、気持ちはよくわかる。
 結果的に「やっぱりプロにやって貰えばよかった」と思ったこともあれば、
 自分でやったことで、いろいろと構造やら勉強できて、次は半分以下の時間で出来る様になるとかの、少なからずのスキルアップにもなっていた。
 自分でやっておくと、何か起こった時に何がどうなってしまって、最低限これはやっちゃダメとか、これさえやっておけば大丈夫とか、そんな
ことがわかるようになる気がする。
 「なんかおかしい感じがするけど、まぁいいか」って放っておいて、とんでもないことになることも避けられる。
 偉そうにそんなことを言えるほどのモンじゃないが、いろいろと理屈を言って「どうなってるの?」と言う探究心を満足させているだけなのだと思う。
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 今までも息子が何か始めた時には、少し離れたところから見ていて出来るだけ手を出さないようにしてきた。
 手間取っている姿を見ていると、
 「あ〜あ〜、それじゃダメだよ、貸してごらん」って取り上げてしまうと、何も進歩しないからだ。
 「大丈夫大丈夫、やってごらん。見ていてあげるから。」のスタンスを心がけてきた。
 「おぉ、初めてにしては上手すぎ!」「十分、十分」「お見事!」と誉めまくり。
 下手に口を出しても鬱陶しがられるだけだし、
 それで「見させてもらえる楽しみ」を失ったらもったいないし。
 なんでも自分でできるやつだったからそう出来たのだろう。
 子供たち5人ともそう言った教育方針で育てたわけではまったくない。
 教育方針なんて、あらかじめ決めてしまったりすると後々面倒なことになるような気がする。
 娘は、といえば、最初から丸投げしてくる。
 「お父さん、これやって!」
 「お父さん、これ動かなくなっちゃったんだけど」「はい、これ」とポイっと渡してくる。
 これはこれで父親としてはうれしいもので、喜んで「ほ〜い、そこ置いておいて、明日までにやっておくわ」と。
 子育てってこうあるべきって言う話じゃなくて、
 その子に合わせて「結果的にそうなってしまう」って言う要素は大きいと思う。
 上手に育ってくれたのも「たまたま」のような気がするし、自分だけのおかげなんてことはまずあり得ない。
 子供を取り巻く人たちが、上手に育ててくれたおかげなんだと思う。本当にありがたいことだ。
 妻も「私、産みっぱなしだから。ハハハー。」と高笑いする。
 出来るだけ子供にとっての「毒」にならぬように、
 ただただ、ひとり巣立っていくまで、
 何度も「おはよう」と「おやすみ」を繰り返して、
 泣き顔と笑顔を見させてもらう。
 そのくらいのつもりでいいのかな。
 きっと今から子育てしても、
 子供が可愛すぎて、ロクな子育てにならないこと請け合いだ。

-乾癬

執筆者:


  1. Aki より:

    30年くらい前だけど、当時乗ってたアコードのタイヤ交換後一か所ボルトが緩みタイヤのがたつきが生じ、結局固定ボルトの交換という事態で修理代〇万円と高くつきました。写真に写ってるような十字レンチを使いだしてからはそうゆうことにはなってないけど、工具は大切ですね。

  2. KURI より:

    Akiさん
     そうそう、今回1回だけお節介したのも、そのボルトの緩みに関してのこと。息子が十字レンチを持っていなかったので貸しました。
     年に2回履き替えるなら、もっと楽なジャッキを買えば?と勧めました。4000円くらいでもっと安定した楽なのがあるから、それでまた時間短縮できますものね。工具はホント大切ですよね。

  3. Aki より:

     失礼しました、緩んだのはナットですね、写真のモノもそこそこ使い勝手のよさそうなジャッキかと。
     タイヤ交換コツは取り外しは最後に上のナットを外すこと、取り付けも下のナットから取り付け、つま先でタイヤを固定しておくのがポイントかな。
    久々にさっきやったけど40分かかってしまった、立ったり座ったりはじじいには大変だね。
    空気圧が1,4kg(3分の2くらい)だったみたいで、交換後道路に出てハンドル切ったらラリー車っぽくドリフトしたのがうけた、すぐ空気圧は調整しましたけど^^

  4. KURI より:

    Akiさん
     大きいタイヤは支えているのも大変ですよね。最近小さい車ばかりだったので、久しぶりにプリウスのタイヤだったので、とっても重くて大変でした。タイヤを垂直に支えるだけで腰にきそう。

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