「エビデンス」「サブスク」「インバウンド需要」
どれだけの人が理解しているだろう?
エビデンス=証拠・論拠
サブスク=定額制
インバウンド需要=外国人観光客の買い物
どうしてこれだけのことをわざわざカタカナでいうのだろう?
今さら他の人に「サブスクって何?」って聞けないから、
ネットでコソコソ調べなくちゃならないじゃないか。
「わからないことをその場で調べること、わからないものをわからないままにしないこと。」
って、受験の時にそう習った。
ニュースの中でもその用語解説をしない。
「みなさんご存知と思いますが」という雰囲気で言われると、
「う、うん」とあやふやに答えてしまって、あとでせっせと調べることになる。
「知らんもんは知らん!」
「勝手な単語を作って当然のように使うな!」
って言いたいけど、気が小さいから小さな声でいう。
行政や専門家が分かり難い言葉を使うのはお得意だが、
それをメディアが噛み砕いて分かりやすく解説し報道するのが仕事のひとつじゃないかと思うのだけどねぇ。
「クラスター」だって「集団感染」でいいじゃん。
「オーバーシュート」も「爆発的感染」でいいじゃん。
「ファンダメンタル」も「経済状況」じゃいけないのか?
「キャパ」も「容量」、
「コンセンサス」も「同意」、
「コンプライアンス」は「法令をちゃんと守ろう」、
「シェアする」は「共有する」、
「ドラスティック」は「ドラマティック」とは違って「過激な感じ」。
挙げればキリがない・・・・・。
こんなことをぼやいている時点で、もう取り残されているのかな?
自分だって
「肌着」って言わなくなったし、
「寝巻き(パジャマ)」「筆箱(ペンケース)」「襟巻き(マフラー)」「背広(スーツ)」「ものさし(スケール・定規)」「とっくりのシャツ(タートルネック・ハイネック)」「チョッキ(ベスト)」などなど。
こちらも挙げたらキリがないか。
それを「襟巻きでいいじゃん!」と駄々をこねるようなもんなのだろうか?
「襟巻きなあに?」って言われることが多くなると、そこから変わってくるのだろうか?
近い将来「外国人」と言ったりしたら、
「まだ”外国人”なんて言葉使ってるの?」って言われてしまうかもしれない。
「世の中には男と女しかいない」と言うとダメだったりするし、
「日本は神の国」もダメらしい。
なんだか色々言葉を選んで喋ったり文章書いたりするのが面倒になってきて、
犬や猫みたいにワンワン、ニャーニャーだけでいいんじゃないか?
究極は植物のように言葉もいらないんじゃないかとさえ思ったりする。
まだ現代の日本は、こんな私の文章のようにどうでもいいことを自由に書ける国であることを喜ぶべきなのかもしれない。
追記:
そう言えば!
「マフラー」って英語で「muffler」って書くのだが、
襟巻きのマフラーも、車やバイクのマフラーも同じ「muffler」なのに驚いた。
襟巻きをすれば声が小さくなるというわけではないと思うが、
どうして同じ単語なのだろう?
英語圏では主に首に巻くものはスカーフと呼ぶらしいが。
なんとなく首にオートバイのマフラーを取り付けているのをイメージしたら楽しかった。
バカなヤツほど知識人ぶって横文字を使いたがります、典型が日本の政治家w欧米の政治家は無理してでも難しい単語を使わないようにしているそうな、見倣って欲しいものです…
>わからないものをわからないままにしないこと。
⇒気になる時は外出先でもスマホで調べます。
コロナに関してはわからない単語がいっぱい。
特に〇〇知事さんの会話は特に多いみたい。
誰かさんはハンガー⇒えもんかけ・ハイネック⇒とっくりですが、
チョッキ⇒ベスト・襟巻き⇒マフラーと言うようになりました。
Akiさん
言葉巧みにわかりやすくシンプルに本質とは「違う方向」に話を持っていっちゃう人もいるので、こちら側もしっかりその辺り見極めないといけないのでしょうね。
しんちゃんママさん
「衣紋掛け」も使わなくなりましたねー。
思い出せそうで思い出せない名称は、なるべく自分で思い出そうと努力はしますが、結局スマホで調べてしまうことが多くなりました。以前は夫婦でどちらかが思い出せていたのが、近頃は二人して思い出せません。(T_T)