乾いた空気に晴れ渡った空。
午前8時40分に自宅を出てそのまま歩いて小関峠へ。
散歩なら小関峠の頂上から南へ下って、藤尾の集落から山科疎水へと行くのだが、
今日は山歩きなので、小関峠頂上から北の山へ入って如意越(にょいごえ)の道を歩いた。
↑ここが小関峠の一番高いところ。左へ曲がれば藤尾奥町から山科疎水へ、右の藪っぽいところへ入れば1本道で如意越へと進める。
右側の入り口には何も標識はないので、知らない人にはまったくわからない。
山に入ってしばらく進み、一本道を登っていくと尾根に出て、そこを右折してしばらく行くと四辻。
↓三井寺へ下る道、藤尾神社方面に下る道、皇子山方面、そして如意越道。ここは道標があるので如意越の方へ。
ここからはほぼ一本道で、道標もちらほらあるので大丈夫かと思う。
高圧線の鉄塔下を通過。見上げると点検整備中。
目も眩むような高所で、命綱一本での作業。この写真には、下の方にお二人。中腹におひとりの3人さんが写っている。
見ているだけで足がすくむ。
下で監視されている方と少しだけお話をさせてもらってから通過。
琵琶湖が見えるところまで登ってきた。琵琶湖の一番下の出口のところが写っている。
↓南側を見ると、左端には音羽山、中央(南)には山科盆地から宇治方面、中央遠く微かに葛城山、右(南西)には京都東山と遠くに生駒山が見える。
↓ 如意ヶ嶽山頂には航空管制施設。
少し早いがおにぎりを2つ食べる。
まだ午前11時。
持ってきたおにぎりは、潰れてちょっと残念な事になっていた。
のりたまと自家製味噌を塗って、焼きのりで巻いたもの。
倒木に腰掛けて眺望を楽しみながら食べるおにぎりは格別。
リュックの中は、タオルと雨具と紙MAPとコンパス、ラジオ、厚めのシートとLEDライト、モバイルバッテリーくらい。
上衣は薄い長袖シャツ、下は無印良品の縦横ストレッチデニムのGパン。
この縦横ストレッチデニムがよく伸びて快適で、ジョギングも山歩きも普段着としても、
真夏以外はどんなシチュエーションでも履けてしまうので、履きっぱなしになりそう。
ご飯も済んで、このまま大文字山山頂まで行くつもりであったが、
昨日も足を駆使したこともあって、今日はそこまで足を伸ばさず、
山科毘沙門堂に下る事にした。
たくさんのシダ類を観察したり、山菜を探したり
地層や石を観察したり、
眩しい新緑を愛でつつ、ひとりで楽しくいつもの山を満喫して帰ってきた。
時間も気にせず、気になったものを見つけては観察し、写真を撮影して、
お腹が空いたらおにぎり食べて、
疲れたら新緑見ながら休憩して、
目標地点も決めず山の中を散策しているのが楽しい。
山は美術館であり、コンサートホールでもあり、博物館でもあり、植物園でもあり、トレーニングジムでもあり、
しかも、年会費も必要なく、年中無休なのだ。
こんな楽しい場所はない。
午前8時40分出発
午後1時10分「京阪山科駅」から京阪電車で、
午後1時40分帰宅。
歩数 21,000歩。
歩いた距離 15kmほど。
上昇した高度 530m
鉄塔の作業、若い頃は楽しそうに見えたけど今は恐ろしそうにしか見えません、老眼が進んだのと平衡感覚が衰えたのと体力が落ちた以外にも何か理由があるのかな・・・
>のりたまと自家製味噌を塗って、焼きのりで巻いたもの。
⇒おにぎり好きにはたまりません。
>時間も気にせず、気になったものを見つけては観察し
⇒これ最高!!!
お寺や仏像にも同じだと思います。
ツアーだと集合時間が気になり、時計チラチラ。
個人旅行だと、時間気にせず・・・。
まさに、北円堂2時間はこれです。
しんちゃんママさん
>お寺や仏像にも同じだと思います。
そうそう!同じ感覚です。
>北円堂2時間はこれです。
ツアーはツアーなりの良さもありますけど、個人旅行はツアーにはない感動もありますよね!(^_^)
>トレーニングジムでもあり、
自然の中で新鮮な空気を吸って、体を動かすと気持ちがよいでしょうね。
時には鳥のさえずりもあって耳を澄ますと風の音も聞こえて言うことないですよね。歩いたあとのおにぎりが美味しそうです。
アプリさん
ジョギングもそうですが、最初はキツくて苦しいだけだったのですが、少しずつ楽に登れるようになると快感になってきました。苦しい時は景色や足元の草花を見る余裕もありませんでしたが、今では楽しくて仕方ありません。歩けるうちにせっせと歩いておこうと思っています。(^_^)
子供の頃をおもいだしました。
一般人さん
子供の頃は山の中を駆け巡っておられましたか?(^_^)