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なんだかんだで人生飽きないように好奇心だけで生きてきたけど、こんなんでよかったのかなぁ?と言うブログ。

乾癬

映画「騙し絵の牙」とローストンカツ

投稿日:

damashie.jpg
 前回の「ノマドランド」は、ほぼ満席状態だったのに、
 今回はその時よりも広いスクリーン(148人収容)にもかかわらず、
 私と妻のふたりだけの貸切状態。
 「これならマスクも要らないよね?」
 「できたらリモコンでもあれば貸してもらって、トイレ行く間は一時停止しておきたいよね」
 と思ったくらいだったが、壁に耳あり障子に目ありなので、真面目に二人でマスクして鑑賞。
 「日本の常識は世界の非常識」と言われるが、
 もっと狭くいうと「我が家の常識は世間の非常識」とも言う。
 「他所でやっちゃダメだよ!」がやたらと多いものである。
 この映画も「出版業界の常識は他の業界の非常識」と言うくらい、
 「えー! 出版業界ってそういう感じなの!?」って思わされる。
 これは映画の中の話だから実際とは違うと信じたいが、
 おそらく日本のどの業界でも似たようなケースはあるのではないかと思う。
 大泉洋をイメージして書かれたストーリーを、大泉洋が演じている。
 登場人物全員が嘘つきと思うほどの騙し合いが最後の最後まで続く。
 口八丁手八丁の大泉洋が次から次へと仕掛ける罠に対しての対抗策と、
 それを見越しての裏工作で頭が混乱してくるほどだが、
 それが脳に対してとても心地良いのが不思議なのだ。
 生真面目な編集者(松岡茉優)がそれに振り回されているようでそうでなかったり、
 純朴そうな新人作家(宮沢氷魚)が実は〇〇だったり。
 売れっ子モデル(池田エライザ)は実は〇〇だったり、ベテラン作家(國村隼)が〇〇だったり。
 もう全てのキャストが面白い。
 「我が社の長年築き上げてきたイメージが・・・」とか、
 「日本の文学を守り抜く」とか、
 そういった既成概念や、ただの思い込みをぶち壊して、
 「面白くなくては誰も買ってくれない」「ワクワクしないものなんて要らない」と言う考えでぶち壊していく。
 「これ絶対面白いのに」と言うものも「うちの会社では無理」と思ってしまっていたが、
 そう言うことも取り上げてどんどんやってみる。
 と、盛り上げつつ、実は・・・。
 騙したつもり騙される。
 騙されても、騙されたことに気がつかず、
 真面目にやってきたけど、結果的に人を騙していたなんてこともあるだろう。
 昔も今も、これの繰り返しなんだろうなって思うばかりだ。
 それでも人を騙せない人も多いし、嘘をつけない人がいるのも事実。
 そんな色々な人たちが複雑に絡み合って、世の中は常にダイナミックに変化しつつ動いているのだ。
 IMG_2800.jpeg
 夫婦50割で観賞後は、その映画の半券を持っていつものトンカツ屋さんへ。
 10%オフのロースカツランチを食べながら、
 「むっちゃ面白かったよね〜」と妻と会話するのがどれほど幸せなことか。
 今はじわじわとそう感じている。
IMG_2803.jpeg
 でも、運ばれてきたロースカツは、なぜか妻の方が一切れ多かった。
 こういうところは見逃さないのだ。
 一瞬私の表情が曇ったのかどうか自分ではわからない。
 妻はそれに気づいてかそうでないのか今となっては判断出来ないが、
「ちょっと多いから一切れあげる」と私のお皿に一切れ置いてくれた。
 トンカツを食べる日は夫婦にとって「ハレの日」なのだ。
 ・映画を観た後
 ・期日前投票に行った後
 ・いつもの街じゃない街に行って外食する時
 今日もトンカツが食べられて、それだけで幸せな一日だった。

-乾癬

執筆者:


  1. Aki より:

    >一切れ多かった
    グラム数は同じで切れ目が多かっただけかと…

  2. 匿名 より:

    いつもいつも、仲良しでうらやましい。
    夫を留守番させて、歌舞伎に行った誰かとは違いますね(笑)。
    毎回、「歌舞伎行こう!」と誘いますが、即却下されます。
    しんちゃんパパには
    「君はどこに行ってもいい。旅費もチケット代も出してあげるから、
    僕を誘わないでください!」」と言われます(笑)。
    そのくせ、自分の病院の付き添いはお願いされます。
    >グラム数は同じで切れ目が多かっただけかと…
     ⇒そうでしょうね。
      

  3. KURI より:

    Akiさん
     きっとそうなのでしょうね。(^_^)
     大人気ないなと思いつつ、二つのトンカツを比べて見た目がひと回りくらい小さいと「ん?」って思ってしまいます。結局、足りないなんてことはなくて、少し多いくらいなのにねぇ。

  4. KURI より:

    しんちゃんママさん
    >そのくせ、自分の病院の付き添いはお願いされます。
     なんだかお気持ちわかります。(^_^)
     うちも山歩きには間違っても誘いませんし、妻も自分の趣味のことに私を巻き込みません。でも「ちょっと一緒に来てくれない?」という時もあります。

  5. 匿名 より:

    きょうは2人で柏の眼科へ・・・。
    30数年通院していますが、2時間以上待ったのは初めて。
    検査・診察・会計で約3時間+タカシマヤ。
    しんちゃんパパ、クタクタだったので、駅ビルに新規開店した
    お寿司屋さんで偵察がてら、遅めのランチ。
      ⇒好きなネタだけ注文できて、○。
    最後にメニューにない「本日のおすすめ ぶりカマの塩焼き」を
    注文したのがうかつでした。
     ⇒食べないと、家に帰ってから後悔すると思ったので・・・。
    なかなか来ない、20分後に板前さんが席まで持ってきてくれました。
    臭みがいっさいなくて、さすがプロの焼き具合でした。
    しかも大きくて、420円。

  6. KURI より:

    しんちゃんママさん
     お疲れ様でした〜。なんだかんだで一日仕事になってしまいそうですねぇ。
     ブリカマの塩焼きは、最初に塩を振ってからしばらく置いておかないと臭みが消えないので、焼く時間を含めて20分は順当な時間だと思います。一言その理由を言ってくださると待ち時間が「イライラ」と「ワクワク」とで大違いになりますよね。

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