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なんだかんだで人生飽きないように好奇心だけで生きてきたけど、こんなんでよかったのかなぁ?と言うブログ。

乾癬

「けんかをやめて」

投稿日:

 この曲を19歳の河合奈保子が可愛らしくちょっとイタズラっぽく歌えばなんとなく許せるが、
 歌詞を読めば「テメーふざけるな!」的な歌なのである。(下品で申し訳ない)
 あの頃の河合奈保子以外の人が歌っていたら大ブーイングの曲だっただろう。
 なんとなくだけど、キリスト教とイスラム教っていつも戦争しているイメージがある。
 それじゃ三大宗教の残りの仏教はそうでもないのか?というと、そうでもなくない。
 結構身内同士で喧嘩している。
 それが時代とともに、時の権力者によって弄ばれてけんかをさせられてしまっているケースもある。
 いつも歩いている「如意越」は、平安時代あたりはほとんど京都の方まで園城寺(三井寺)の所領だった。
 その北部の比叡山の山塊は、ほぼ延暦寺の所領で隣り合わせ。
スクリーンショット 2021-05-31 14.23.39.png
 平安・鎌倉時代あたりは赤い点線に囲まれた部分がそれぞれの所領(寺領)だった。緑色は現在の広さ(大雑把だけど)
 園城寺(三井寺)は、平安時代から戦国時代まで、合戦・焼き討ち・火災などで23回も炎上しているのだが、
 そのうちの14回は延暦寺による焼き討ちだったというからすごい。
 何度も延暦寺に焼かれてもその都度復活するから「不死の寺」と呼ばれたくらいだ。
 最澄さんの弟子である、「円仁」と「円珍」。この二人の仲は悪くなかったけど、二人が死んでから「山門派(延暦寺)」と「寺門派(園城寺)」に分かれて争うようになってしまった。
  イスラムの「シーア派」と「スンニ派」のように、キリスト教の中世「カソリック」と「プロテスタント」のように。
IMG_7466.jpeg
 ↑紅葉の延暦寺 横川中堂
 ↓桜の三井寺観音堂
IMG_3675.jpeg
 そんなに仲悪いのなら、もう少し離れたらいいのにって思うのだけど、
 もう1200年以上もお隣同士なんだなぁ。
 お引越しも難しいから仕方ないか。
 園城寺(三井寺)から延暦寺を見るとこの辺り。
 歩いて行こうと思うと、3時間以上はかかるがよく見える。
IMG_3677.jpeg
 元々はゴータマ・シッダッタ(パーリー語発音)という実践派の哲学者(私はそう思っている)が、「悩みをなくすには、どうしたらいいのだろう?」と考え、ありとあらゆる修行した結果、「どんなに苦行をしてもダメだったわ。でも、こだわりをなくせば悩みもなくなるぞ。だって所詮なんにもないんだから。」ってことに気づいた。「死んだらどうなるかって?そんな考えてもわからないことは考えなくていいよ。」と教えてくれた。
 どうして伝言ゲームで人から人へ伝わると、仲間同士でけんかすることになってしまうのだろうね。
 何がホントで何が嘘かもわからないけど、釈迦の真意がどうであったかはもう誰にもわからない。
IMG_3117.jpeg

-乾癬

執筆者:


  1. Aki より:

    宗教以外の勢力例えば中国共産党のようなのが世界には媚びれば、宗教戦争は終わるのかもねぇ、つまりは共通の敵を作らないと一つにまとまれないって、どこかで聞いたようなことがある国の政策みたい…

  2. 一般人 より:

    似て非なる者がゆるせないのでしょう。
    我こそ、正統なり。
    ユダヤ教、キリスト教、イスラム教と聖典が追加されてきたので、やはり似て非なる物。

  3. 三井寺観音堂 より:

    写真を拝見し、うらやましい限りです。
    >三井寺観音堂
      ⇒本来なら、今秋に副住職と西国三十三所巡拝で行く予定でした。
       延期延期で、いつになったら行けるのか?
       足腰が元気なうちに、行きたいなぁ。

  4. KURI より:

    Akiさん
     政権の支持率下がると、必死に矛先を別に向けさせる傾向がありますからねぇ。

  5. KURI より:

    一般人さん
     「世界は一家、人類は皆兄弟」というCMが昔よく流れていました。なかなか難しいようです。(T_T)

  6. KURI より:

    しんちゃんママさん
    >三井寺観音堂
     ここは眺めが良くて好きです。入り口からそこそこ登っていくのですが、大津市街を手前に、琵琶湖、比叡山、比良山系と見渡せて気持ちがいいところです。

  7. あかいみ より:

    お互いの愛を勝ち取った雌雄から、何億という他の精子との競争を勝ち抜いた時が命のスタートであるので、哺乳類の「生」の始まりは「争い」だよね。他の脊椎、無脊椎動物も似たようなもんで、究極植物だってお日様の光を奪い合っていきている、隣に遠慮して葉っぱ広げてる草木を見たことはない。けんかは命のデフォルトなんじゃないでしょうか。。ここでこれ以上考えるのをやめて喧嘩ばっかりしていれば高級な悩みは生まれないんでしょうけどね。人間は動物より少し頭がいいので次のステージへ入ったり戻ったりするから、争いと魂の平穏の間を行ったり来たりするのかな。

  8. KURI より:

    あかいみさん
     いらん事考えずに、ひたすら争っていた方が心は楽なのかもしれないね。「争い」ではなくて「念仏」や「止観」にベクトルを持って行ったのが仏教なのかも。
     「ランボー」も「アメリカンスナイパー」も、結局「争いの世界」に戻っていってしまう。デュルケームという社会学者も「戦争が自殺の増加に抑制作用をおよぼす」と言っているくらいだから、やはりあかいみさんのおっしゃるように生物の基本は哀しいかな「争い」なのかもしれません。
     

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