「焼きそばとご飯」はアリで、焼きビーフンは「主食」でOKだった。
関西に移り住んで、「焼きそば定食」は当たり前としても、
「お好み(焼き)定食」「たこ焼き定食」「もんじゃ焼き定食」はどうよ?と思ってきた。
お好み焼きとたこ焼きは、私にとってはお祭りの時に屋台で買って食べるものという認識なので、
「りんご飴定食」と言ったら大袈裟だが、それくらいの感覚。
しかし、関西に来て特に大阪で食べるお好み焼きやたこ焼きは、関東で食べてきたものと比べてやたらと美味しい。
そして、ご飯が欲しくなる味でもある。
これは焼きそばも同様で、関東の酸っぱい系のウスターソース味ではなくて、
甘いソースで作る焼きそばはまた別物。確かにこれならご飯が欲しくなる。
タイトルの「焼きそば、お好み焼き、たこ焼き、もんじゃ焼きの定食はアリなのか?」の私なりの答えとしては、
ご飯が欲しくなるような味付けのものなら、たとえ「炭水化物と炭水化物」であっても「アリ」である。
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そんな粉もんソース味料理での食べ合わせで語ってきたが、
先日、ちょっと高級な和食ランチをご馳走になった。
京都ではご存知の「和久傳 はしたて」のランチ。
「金目鯛ちらし寿司セット」税込2,530円
最初に中央上の四角の器の「ほうれん草のおひたし」を一口食べて衝撃を受けた。
ほうれん草を茹でて、醤油をかけただけの我が家のおひたしと違って、
器の底に、それはそれは上品なお出汁が引かれ、その上に灰汁のないほうれん草のおひたし、そして見事な食感に炊かれた高野豆腐と苦木の実。
絶妙なお出汁に「ひたしてある」まさしく「おひたし」だった。
左上の器は香の物だと思ったのだが、茄子を口に入れて「なんだろうこの味は?」と迷う。
茄子の漬物を切ってから僅かな味付けの味噌炒めにしてあるのか? はっきりよくわからないがやたら美味しい。
キュウリもただの漬物じゃない。結局よくわからない。
当然のように、金目鯛のちらし寿司も、右上の季節野菜素麺も、
「美味しいなぁ」「うまいわぁ」という言葉しか出てこなかった。
対面に座る久しぶりに会った長女は、「はしたて定食」。
「鯛の胡麻味噌丼」と右手前は蓮粉と和三盆を使った「れんこん餅」。
丼は半分ほどいただいたところで、お出汁をかけていただく。
たま〜にはこう言った料理を食べて刺激を受けないといけないなって思った。
小麦粉を焼いてソースをかけて食べるのも確かに病みつきになるほどの美味さだけど、
丁寧に出汁をとって、アクも臭みも感じない澄んだ上品な料理をいただくと、
「日々、もっと丁寧に料理を作らないといかんな」って反省しきり。
素麺の茹で加減と食感、つゆの出汁と塩加減、どれも感動的な美味しさだった。
ここは長女にご馳走になってしまったので、次は「倍返し」しないと。
タダより高いものはない。
おはようございます。
「りんご飴定食」には、ニヤニヤしてしまいました。
次に思いつくのは、「チョコバナナ定食」ですが、それではイカンのです。
美味しそうな料理を拝見するたびに、やはり西に行きたいと思います。
いつもサイタマか、トウキョウ駅までで戻るので、行ってみたいな西の都。
「和久傳 はしたて」京都駅にもあるのですねー美味しそう。
コロナ過なので最後に居酒屋に行ったのはいつだったか、もしかして一昨年の磐梯山行で寄った会津若松駅前の店が最後かもしれない。5月の日光ツーリングはちょっとは高級感のあるソバ屋さんだったなぁ、今度日光へ行ったら湯葉懐石にしようか、それより那珂湊界隈で海鮮かなぁ、梅雨が明けて暑くなったらまたどこにも出ないんだろうなぁ…
焼きそばは、野菜炒め感があって、焼きそば定食を学生時代の空腹を満たすことはありました。
お好み焼きは、うどんと同じように、小腹を満たす物。部活帰りに食べるような。
食事と言う認識はないので大阪の文化に少しついていけません。
京都の料理。美味しそう。
でも、京都の地元の人が食べる食事には期待しない方がいいですよ。
別物です。ラーメンが一番わかりやすいです。
「お好み(焼き)定食」
⇒粉もの、大好き。
よく、関西の芸人さんたちがお好み(焼き)定食」と
おっしゃっていますが、
「へぇ~、そうなんだ!」と思うだけ・・・。
食文化がおもしろい。
初めて、徳島に行ってビックリしたのは
うどん屋さんで、おいなりさんやおにぎりを売っていたこと。
親戚一同、当然のようにおいなりさんやorおにぎりをチョイス。
お遍路さんで行った香川のうどん屋さんでも・・・。
丸亀製麺所においなりさんやおにぎりがあるのは、その流れ?
カラスさん
チョコバナナ定食は、妻が喜びそうです。(^_^)
30代で関東を離れてしまったので、東のお高いお店をほとんど知りません。京都は人が集まるだけのことはあります。何度訪れても行くたびに違う風景を見せてくれて飽きません。
Akiさん
もう20年以上こっちにいるのに、「和久傳」系列は初めて。さすがの味でした。
居酒屋もう長いこと行っていませんよねー。これからの季節、最初の生ビールをクーっとやりたいです。
一般人さん
焼きそば、うどん、お好み焼きなど、それぞれに自分の中での位置付けが決まっているのは納得です。
京都の街中を歩いていると、多いのはおっしゃるようにラーメン屋さん。ラーメンに関しては、京都の大学生さんと京都のラーメン目当ての観光客が多いような気がします。それと目につくのはパン屋さんがやたら多いこと。観光客ではなく近所の人が買いに来ると言う感じです。京都のおばんざいを売っているお店は、言うほど多くないんですよねぇ。
しんちゃんママさん
学生時代、近くに個人経営の讃岐うどん屋さんがオープンしましてしばらく通っていました。ママさんと同様に「おいなりさん&おにぎり」がおいてあったのがとても新鮮でした。お決まりなんですかねー。
昔、お好み焼き屋さんって生地に具が入ったボールをもらって自分達で混ぜて鉄板で焼いていた記憶があります。(関東のお店)
が、関西に転勤して住んだら、お店の人が焼いてくれるのが当たり前で驚きでした。それに関東より美味しいと思った、確かにソースが甘めだからか、ご飯が欲しくなります。ある職場ではお好み焼き屋が唯一のお店で毎日お好み焼き定食(ご飯付き)を食べてました。関西では屋台の串カツもソースを付けてが衝撃でした。
おひたし、確かに言葉じりからすると、出汁に浸したものですね。でも、家庭では茹でで鰹節に醤油をかけてです。
アプリさん
お好み焼きは、お店によってこだわりが強く「うちのお好み焼きはこれだ!」って焼いてくれるお店、「ここまでは準備したけど、あとはお客さんの”お好み”の焼き方で焼いてね」というお店と。
ほうれん草のおひたしはなかなか衝撃的でした。「だし汁をかけた」じゃなくて、しばらく浸しておいたのか、他にどんな技があるのか、まさしく絶品。安い食材なので何度か挑戦したいと思っています。