「おじいちゃん、用水路を見に行こうと思ってるでしょ! 危ないからやめてね!」
多分、私はそう言われるタイプだ。
「1時間に80mmの猛烈な雨が降ります。」
との予報で、今、目の前で猛烈な雨が降っていたら、
気になってずっと窓の外を見ている。
数年に一度くらいの雨なら、間違いなく玄関から外に出てその激しい雨を傘で感じたい。
10年一度の雨なら、過去に溢れた用水路が大丈夫かどうか確認しに行きたい。
大きな虹が出ればそれを見たいし、
天体ショーがあればそれも体験したい。
変わった雲が出たら写真に撮りたいし、
いつもより山がキレイに見えたならそれを褒め称えたい。
わざわざ遠方の国まで行ってまで見たいとは思わないが、
身近な自然はすべて感じ取りたいのだ。
もしも、行政機関からの避難指示が発出されたなら素直に従うつもりでいる。
しかし、情報元が怪しければ、まずは自分で確認したい。
「あっちだ、あっちへ逃げろ!」
「◯◯さんがあっちへ逃げろって言ってた!」
「こっちは元々地盤が緩いから危険だ!」
怪しい情報は、まずは疑ってかかる。
ビビりは、ビビりなりに。
「観察・推論・仮説・検証・考察」
これにこだわりたい。
ビビりは、これをしないと気が休まらないのかもしれない。
自分の目で見て、自分で仮説を立てて、実験・検証して、再び仮説を立て直して、追試して、自分なりの考察を出したい。
「でも、最初の”観察”で死んじゃったら何にもならないじゃん!」
と言われりゃそうなのだが、
だからと言って、誰かのあてにならない妄想に振り回されるのよりは、
気持ちの上でマシなのだ。
小心者は、小心者なりの防御をしないと心が休まらない。
そうなんですよね。
男子、特に理科系の、本能ですよね。
いかに、諸法は空相であり、
無色
無受想行識
と、いわれましてもここまで生きてきた習性はなかなか変えられませんね。
最近読み返した昔のコミック「沈黙の艦隊」で海江田艦長が言っていた、
「サブマリナーにとって最も大切なものは、自分の目と耳と感である」
・・こっちですかね、しっくりくるのは(笑)。
観測したい気持ちはわかります。
観測サイトを探しておくのも、よいかも。
一昨年だか実際台風で避難指示が出て、けっこう町内の方々は逃げまどったらしいけど、いざとなったら2階屋根裏収納部屋に、さらには天窓から屋根に上がれば大丈夫だと思ってたけど、去年屋根の葺き替えで天窓をつぶしたので屋根に出られなくなりちょっと不安、夜とか大水で停電したりすると怖いんだろうねぇ
あかいみさん
難しい問題です。
生物学的に重要な動因である「本能」というのものは、仏教で言う「煩悩」なのかという話になってきます。(^_^)
「沈黙の艦隊」面白いよねー。「空母いぶき」のコミックも面白いけど、映画はなぁ〜。どうしちゃったんだろう?って。
一般人さん
観測サイトを巡回するのは楽しいです。釣りをやっている時は必須アイテムでしたが、今はよほどの悪天候の時しか巡回しなくなりました。また確認しておこうと思います。
Akiさん
洪水、地震、火事など、それぞれに対応が違うからもうなんだかわからなくなります。そちらも自宅の上がダメとなると、浸水する前に逃げておくってことになるのでしょうか?それはそれで大変ですねぇ。