陽が落ちて、晩ご飯を食べたあとにジョギング&ウォーキングに出かける。
これからは少しずつ日が短くなるだろうから、上の写真のような風景は見られないかもしれない。
いつも歩くコースに、信号機のない横断歩道が一つだけある。
交通量もそこそこあり、
歩行者用信号機はないが、横断歩道の手前にはそれを示す標識があり、路面にも示されている。
横断歩道の上には街灯とは別に、LEDの光が点滅している。
それでも止まってくれる乗用車はほとんどない。
手を挙げれば止まってくれるかもしれないが、長くても10台ほど待てば渡れるのでわざわざ手を挙げることもしない。
ちょうど薄暗くて見えにくい時間帯でもあるので無理もないかと思う。
そんな中、必ず止まってくれる車がある。
それは、パトカーと路線バス。
よほどのことがない限り、99%止まってくれる。
私は、被っているキャップを取り最敬礼で横断歩道を渡ると、
丁寧に「どうぞ」と返してくれる。
気持ちの良い瞬間。
トラックはほぼ通らないのでわからないが、
タクシーとなると止まってくれる確率はガクンと下がる。
傾向として独断と偏見まじりで申し上げれば、
キチンと帽子を被り、白い手袋をはめて、両手でハンドルを持ち、姿勢の良いタクシードライバーは、
ほぼ止まってくれるという印象がある。
もちろん、そのスタイルでも停まってくれない運転手さんもいるし、くだけた感じの運転手さんでも止まってくれることはある。
そんなバスやタクシーの運転手さんには、プロフェッショナルとしての自覚を感じる。
それにしても一般の乗用車に関しては、100台に1台止まってくれたら良い方。
でも、横断歩道で手を挙げて待っていれば、80%ほどの確率で止まってくれる。
自分も車を運転するが、横断歩道で立っていてもその人が横断歩道を渡るとは限らないということだ。
過去に何度もあるが、ただそこに立っているだけというケースが想像以上に多い。
それだけに「せっかく止まって上げたのに、渡らないのかよ!紛らわしい!」
という経験を何度かすると
敢えて止まらずに一瞬で通り過ぎたほうが後続の車の追突の誘引にもならないという言い訳もわからないでもない。
運転者の立場から、歩行者の立場になったことで見えてくることが多々ある。
自転車に乗っていた時は歩行者が邪魔だったり、車が乱暴だったりと思っていたし、
原付に乗っていた時には、車にも歩行者にも自転車にも嫌われていた気がした。
そして感じるのは、
どの立場になっても素人の私は、「自分ファースト」「自分優先」なのは変わりがないのだ。
ここをまず意識改革しなくちゃいかんな。
プロフェッショナルは違う。
日頃街中を歩かないので、信号以外で横断歩道を渡ることなんてめったにないけど、先日赤城山に歩きに行くと、登山口は駐車場の反対側、周囲に建物なんて無いけどなぜか横断歩道が存在、登りは早朝で車なんていなかったけど、帰りはそれなりに混んでいる時間帯、車が通りすぎるのを待っていたらツーリング中のバイク集団がまじめに歩道手前で止まってくれたのにはちょっとビックリ、車の方々はまったく止まらないのにね、自分もあやかりたいな。
>止まってくれる車がある。
⇒人生で、一番ビビったのは、
しんちゃんが免許とりたてで、青葉マークをつけて、
しんちゃんパパ実家に行った時・・・。
田舎道の遮断機のない車1台しか通れない踏切前。
正面から、超立派な黒塗りの車に強面の男性が3人。
⇒一般人ではないのは一目瞭然。
踏切前で、相手の車が通りすぎるのを待つつもりが、
「先に行きなよ、ゆっくりな!あわてない!」と言われて、
しんちゃんは緊張緊張緊張。
無事、踏切を渡り、相手の車にあいさつをしたら、
強面さんたちはニコニコ笑ってた。
親分さん(?)が、「兄ちゃんの車、先に行かせてやんな!」と
言ったのだと思います。
Akiさん
バイク乗りでそんな紳士的なことされた惚れてしまいそうです。(^_^)
しんちゃんママさん
そのシチュエーション、想像しただけでチビリそうです。私もそんな時は「青葉マーク」が欲しいです。(^_^)