姉とか妹はいなくて、高校も男子校。
そんな環境で育ったこともあってなのか、今でもこのドラマが懐かしい。
知人から格安で購入した家に引っ越した父には5人の年頃の娘がいた。
格安で手に入れたのにはワケがあって、その知人の一人息子ですでに勘当されている十一(じゅういち)の部屋をその家に確保してやってくれと言う。
そうして男寡(おとこやもめ)の父、5人姉妹、そして十一との「雑居時代」がはじまった。
当時、年頃の女性に囲まれて生活すると言うのが一つの憧れであった私は、
そのドラマに夢中になった。
自由に生きるカメラマン十一のことが羨ましくてね。
やがて石立鉄男演じる十一は、いつもいがみ合っていた次女の大原麗子といい感じになっていく。
その過程がまた楽しかった。
オープニングの主題歌は、四女を演じた山口いずみが歌う「そよ風のように」。
山口いずみもムチャ可愛い!
この歌がこれまた素敵な歌で、今でも口ずさむ。
誰が作った曲だろうと思って調べてみたら、
作詞がなかにし礼で、
作曲が大野雄二だった。
ずっとあんな家族に憧れていたけど、
気がつけば自分も年頃の女性に囲まれた生活をしていた。
ふと気がつけば、そうだったのだ。
ただ違うのは、
大原麗子と恋する石立鉄男の役ではなくて、
父親の大坂志郎の役であったということ。
高校時代くらいまで、自分は一生女性には縁がないかもって思っていたが、
まさか女性に囲まれて生活するとは思いもよらなかった。
今は、年頃の娘は家を出て行き、
違う意味のいい年頃の女性と暮らしている。
しかも、生まれ育った場所から500kmも離れた土地。
今でも朝布団の中で目覚めると「どうして俺は今ここにいるんだろう?」って思うことがある。
こんな人生になるとは、高校時代の読書とギターに明け暮れてた少年は夢にも思っていなかった。
「そよ風のように」 なかにし礼
そよ風のように 生きて行きたいの
優しく人の 心に触れてみたい
春には花と 秋には木の葉
冬には雪と 自由に戯れたい
懐かしいですね。
年がバレますが(いや、完全にバレています!)、 山口いづみさんといえば、〝緑の季節〟です。
ドラマを余り見ないので、「そよ風のように」は知りませんでした、
一般人さん
「奥様は18歳」からの石立鉄男ドラマ作品はどれも大好きでした。懐かしいですよね。(^_^)
しんちゃんママさん
私は逆に「緑の季節」を知りませんでした。
山口いづみさんは「いずみ」じゃなくて「いづみ」なんですね。