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なんだかんだで人生飽きないように好奇心だけで生きてきたけど、こんなんでよかったのかなぁ?と言うブログ。

乾癬

正論と愛情とエクスタシー

投稿日:

 恋愛ドラマの多くは、
 正論と愛情の狭間での葛藤が描かれることが多い。
 俗に言えば、
 「いいだろ?」
 「ダメよ、ダメダメ!」
 ということだ。
 「あなたの言うことは、いつも正しい。でも冷たい。」
 「あなたは正論ばかりを言う。私はどうしたらいいのか分からない。やさしくないのよ、あなたは!」
 古い言葉で言えば、
 「智に働けば角が立つ 情に棹(さお)させば流される」
 かもしれない。
 夫婦でも、出会った頃は女性の方が積極的で感情論で押し迫っていたのが、
 結婚したらやたらと現実的になって興醒めした、と言う話もよく聞くし、
 もちろん、その逆パターンも然りだ。
IMG_3549.jpeg
 「世界中の人があなたの敵になったとしても、私はずっとあなたの味方よ!」
 これは究極の愛情表現なのか、それともあまりにひどい暴言なのか?
 「多くの人を私利私欲のために貶めたとしても、私はずっとあなたの味方よ、あなたを警察に突き出したりしない」
 いやいや、そこは自首させたほうがいいんじゃないのか?と思うのは、やさしくないのか?
IMG_3705.jpeg
 ここで「エクスタシー」と言う単語を出すと、卑猥に感じてしまうかもしれないが、
 「エクスタシー」は、ギリシャ語で「エクスタシス=外に立つこと」が語源になっている。
 魂が自分の肉体から外に出て宙を彷徨うこと。
 肉体とは現実世界であり、その呪縛から抜け出し解放されることで、
 無我夢中になれる。
 ソクラテスも「何かを純粋に見ようとするなら、肉体から離れて、魂そのものによって、ものそのものを見なければならない」とも言ったと言う。
 正論というものも、その時代、その場面によって変わってしまうところがあるし、
 個人の見解、親からの影響によるものも大きい。
 だからと言って、無我夢中での思考が物事の本質なのか?というと、それも易々と受け入れられない。
 物事の本質とは何か?というと、これまた厄介な話になるから避けるが、
 そう言ったよく分からない分野だからこそ、たくさんの恋愛ドラマが、
 手を変え品を変え限りなく語られるのだろう。
  
 こんな話題を書こうと思ったのは、
 今放送されている朝ドラ「おかえりモネ」を観ていて感じたことだ。
 恋愛ドラマの多くは、男と女のどちらかが論理的で、もう片方が感情的という構図が多いが、
 このドラマは二人とも論理的で、正論を言い、冷たいという設定。
 その「不器用」な二人がどうやって結ばれるのか、それとも結ばれないのか。
 周りの方が我慢しきれずイライラして総出でお節介を焼くことになる。
 それがまた滑稽で面白い。
 今週は「触れる」というところまで進んだ。
 さて来週は「エクスタシー」まで行くのか?
 ここでいうエクスタシーは、あくまでも「無我夢中」という意味だ。

-乾癬

執筆者:


  1. カラス より:

    「やさしさ」も見方によって様々な側面があったりして難しいです。
    外から見た「やさしさ」と、内からの「やさしさ」が同調すればよいのですが、難しい。
    ドラマ的に表すれば、もっと優しい言い方があったんじゃないかということでしょうか。
    長い付き合いの幼なじみ同士であれば、咄嗟に出た言葉として、モネちゃんが正しい。それに尽きるだろうと思う。
    妹さんは「無我夢中」なのです。
    立ち聞きは良くありません(笑)~

  2. KURI より:

    カラスさん、ありがとうございます。
     おっしゃられる通りに、「やさしさ」とはあまりに適応範囲が広すぎて、愛とか慈悲とか情とか思いやりとか、考えれば考えるほどよくわからなくなります。
     正解はないでしょうけど、今の自分だったらこう言っちゃう、昔の自分だったらこう言ってた、でも今ならこう言ってあげたいと思うとか、そう言うのを考える時間がステキなのかもしれません。
     「恋」は病ですから、情状酌量の余地ありですね。(^_^)

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