暑さもギラギラ感が和らぎ、
青空に巻雲(けんうん)という細く靡いた線が横に引かれた。
空の高いところ、「対流圏」の上部にある氷の粒がこんな美しく見えるのが不思議だ。
「対流圏」よりもうチョット上に行っちゃうと「成層圏」って層になって、そこには雲はない。
この巻雲は、「すじ雲」とか「ろっ骨雲」とかいろんな名前がある。
今日見えたこの雲は、肋骨(ろっこつ)というよりも、
カレイやヒラメの縁側(エンガワ)に似ていると思った。
解剖学的には、担鰭骨(たんきこつ)というらしい。
近頃この部位は、回転寿司でも人気のメニュー。
カレイやヒラメのエンガワの由来も、
家屋の縁側に似ているからというもの。
この前は、「カレイのみりん漬け」を焼いて食べた。
縁側の部分の小骨に少し辟易としたが、甘くて美味しかった。
回転寿司のエンガワは、骨とかなくて脂が乗っていてこれもまたおいしい。
しばらくカレイの煮付けを食べていないなと思って、
写真を探してみたら、
水カレイのバター焼きは数ヶ月前に食べたが、
カレイの煮付けは、それよりさらに数ヶ月前だった。
やっぱり「ついこの間」は「1年」くらい前かもしれない。
そんな縁側の秋の空だった。
過日はごちそうさまでした、
みりん干し、みりん漬け、西京漬け、魚は美味しいなー
Akiさん
こちらこそです。
海が近くになかったから、いろいろ無いなりに工夫してきた気がします。新鮮な魚はどうやったって美味いですもんね。(^_^)