高校時代は母に弁当を作ってもらった。
その中で一番好きだったおかずがこれだった。
「メンチカツの甘辛煮」
当時はそんな名前はなかったと思うが、
肉屋さんで買ったメンチカツを4等分に切って、
お醤油とお砂糖でしっとりと煮たもの。
アルマイトの弁当箱にご飯をぎゅっと詰めて、
別のタッパーには連日の茶色のおかずのオンパレード。
母には悪いが、お腹が膨れればそれでよしと言う感じだった。
自分が弁当を作るようになって、
その時の気持ちを大切に、美味しいお弁当を作ろう!
と思ったのは最初だけで、
それが何年も続いてくるとマンネリ化してくるのは世の常である。
ちょっと偶によそ行きのお弁当っぽくなった時は、
写真を撮ったりしたが、
まぁ大体は、人様に見せられるような見栄えのしないお弁当がほとんど。
女の子のお弁当はこんな感じ。これで足りるの?って思う。
男の子のお弁当は、とりあえずご飯を1合くらい詰めた気がする。
「赤」「黄」「緑」の彩りを!
なんて言われていても、わざわざプチトマトやブロッコリーを入れるでもなく、
茶色いおかずばかりだった気がする。
今でも妻と京都に出かける時は、弁当をもって行ったりする。
だって、京都で外食すると一人前なんだかんだで2000円くらいなってしまうもの。
それなら、鴨川に並ぶ若いカップルの末席にお邪魔して、
二人でお弁当を食べればお金も掛からず気持ちもいい。
とうの立った古いカップルだけど、
気持ちだけはキュンキュンした学生の頃に戻れるかな?
久しぶりにメンチカツの甘辛煮を弁当に入れてみて、
なんだか懐かしくなった。
我が家は2人ででかけても、外食しなくなりました。
コロナが理由ではなくて、2人とも食が細くなり、1人前ずつ食べるのが無理になってきたから・・・。以前、しんちゃんパパは検査があるので朝食抜きで病院へ行き、帰りに近くのおいしい洋食屋さんに入ったら、ライスの量にビックリ。残すのもマスターに悪いので完食。家まで1時間以上かかるし、薬も飲まないといけないので、それ以降は’(代金そのままで)ライスを半分にしてもらっています。
いつもお料理を拝見しながら
「上手だな~、美味しそう」とPCの画面に近づきながらため息をついています。
好き嫌いに構わず、プチトマトとブロッコリーを入れるのは、やはり彩りでしょう。週末に余ったトマトを自分が食べることを見越して、『甘』と表示があるトマトを求めています。
ブロッコリーは、病気したときに薬局で「カラダに良い」と勧められ、欠かしたことがありません。弁当の空きスペースに大きなブロッコリーをグイと詰め込むのは、ある意味、達成感があり快感でもあります。
さっぱり上達しない卵焼きも、『空間を埋める』ものとして必須になっております。
弁当は詰めるものであって、埋めるものではないのでしょうが、
なかなか・・・・・・
これからも、KURIさんのお料理をお手本にしながら、少しずつでも上達したいと思う日曜日。
しんちゃんママさん
食べられる量は以前に比べて減ってきました。まだトンカツ定食をペロリと食べられますのでママさんとは比較になりませんが、「食べ放題」はまったくそそられなくなりました。ラーメンも大盛りじゃなくて「普通」でOKです。
こう書いていて、いかに自分がよく食べるかわかりました。もう少しセーブしないといけないと思いつつ、食べられるうちに食べておこうとも思っています。(^_^)
カラスさん
ありがとうございます。
ブロッコリーをはじめとする「アブラナ科アブラナ属」は大好物で病みつきになる程大好きで、ずーっと食べていられます。
>さっぱり上達しない卵焼き
ははは、私も同じ気持ちです。焼くたびに違うものが出来上がる気がします。
上達したい気持ちもありますが、「これでいいのだ!」とも思うようになっています。(^_^)
お弁当はメンチの煮込んだのか卵焼きで、お願いだからそれ以外作らないでと、母親にお願いしていた高校時代・・・
Akiさん
今となっては懐かしさしかありません。母は母なりに頑張っていたんだなぁってしみじみ思う今日この頃です。(^_^)