琵琶湖の水が減っている。
14年ぶりに−65cm(2021.11.17)だ。
上の写真は2021.11.16の夜のもの。
大体感覚として−20cmくらいが多いのだが、
そこから45cmも少ないのは珍しい。
琵琶湖へ降る石段が、2段ほど見えているのがいつもの風景だが、
今は4段見えている。
下の写真は、いつもの水位。
あと10cm水が減って、−75cmになったら、
県は対策室を設置して県民に節水を呼びかけるとのこと。
目の前に大きな湖があると、
節水といってもどうも実感が湧かない。
もし断水したなら、「トイレの水はバケツを持って琵琶湖に汲みにいけばいいか」とか、
食料が無くなったら、琵琶湖に魚を釣りに行こうかとか呑気なことを考えたりする。
それが現実的でないことは、その時になってみないとわからないのだが、
結構県民は呑気かもしれない。
↓2015年もそこそこ減って、水草も増殖していたので、
見た目はこちらの方が切実に見える。
この辺りは元々水深は浅くて、4〜5mしかない。
それだけによく観光船ミシガンが座礁しないなと感心する。
今は、県の努力で水草もキレイになっていて見た目スッキリ。
観光客もボチボチ戻ってきてくれている。
毎日違う風景を見せてくれる琵琶湖は、日本の宝です。
琵琶湖の水位 2021.11.19 -66cm
琵琶湖の水位 2021.11.21 -68cm
琵琶湖の水位 2021.11.22 -68cm (朝から晩まで雨だったが、そんなにすぐに増えない)
琵琶湖の水位 2021.11.23 -66cm (昨日一日雨が降ったので2cm戻った)
琵琶湖の水位 2021.11.24 -68cm (そしてまた戻った)
琵琶湖の水位 2021.11.25 -68cm (今朝も変化なし)
↓11月23日の湖岸の様子
↑ 琵琶湖の南湖は、こんな感じの水質。泳げる感じではない。
琵琶湖北部は澄んだ湖水が美しく、泳ぐに十分な水質。
琵琶湖の水位が下がっていると、ニュースでやっていました。
関西地区の人たちにとっても、重大なことなんですよね。
時々北の高島市界隈が紹介されるけど、ホントに水がきれいだよねー泳ぎに行きたいくらい。
水深も一番深いところで100m、おおむね60mくらいあるので、ちょっとくらい減っても問題なさそうだけど、どうなんでしょ。今度の冬は積雪が多そうなので、春には戻るのでしょう。
しんちゃんママさん
そちらでも報道されていましたか!
京都、大阪、滋賀の水瓶ですから、これ以上減ってしまうとなかなか深刻です。雨が降らないと、1日1cmペースで減っていきますので、あと10日間くらい雨が降らないと取水制限になりそうです。
雨乞いしなければ。
Akiさん
70cm近く水位が下がると、水際の生態系がかなり崩されるそうで、いつも卵を産む水草の場所が全滅ですし、しじみも獲れないし。大型の漁船も出せないみたいです。そんなところまで影響が出るの?ってくらい色々な問題が出るみたいです。