その駅から5分ほど大通りを歩いたところにある小さなチョコレート屋さん。
ほぼガトーショコラだけしかないお店。
ズシリと重いそれは、1本 2,700円と立派なお値段。
↑ 家まで4時間ほど掛かると言ったら、こんな立派な保冷バッグに入れて持たせてくださった。
帰宅してから妻による「開封の儀」。
「英字の情報誌みたいな紙に包んであって、なんだかオシャレよね」
と、妙にうれしそうに解きはじめる妻。
「ズッシリと重いよ、ギッチリ詰まっている感じ。何重にも厳重に包んであるわぁ。」とやたらと饒舌。
「なんだか金塊って感じよね? この見た目よりもやたらと重い感じ。」と喋り続ける。
「小麦粉は使っていないって書いてある。チョコレートと卵とバターで出来ているみたいよ。」
やっと姿を現した。
この重量感からして、そこにいた4人で食べちゃう?って感じではなく、
「ひとり1cmくらい?」という感じ。
ということで、ひとり1cmくらい。
切るにも一苦労。
切ったら切ったで、包丁が抜けない。
ガトーショコラを抑えながら、かなりの力で包丁を引き抜いた。
「食感」は、ほぼ「バター」に近いかな?
1cmで十分。
高級なカカオと、美味しいバター?生クリーム?と砂糖を練って固めた感じ?
この美味しさを説明するのに、すぐに思いついたのがこれ。
子供の頃にバンホーテンのココアを作るのに、
ココアパウダーと砂糖をお湯でよく練って、
それを濃いやつをちょこっと味見してみたその味。
あの練ったものに、バターや生クリームを入れて固めたものって感じかな?
これ一気に1本食べたら「鼻血が出るよね」ってみんなで話していた。
それくらい濃厚。
ほんの少しで満足感が得られた。
また機会があったら買ってみよう。
駅に着いてすぐに気がついたが、
駅のモールに新しく「5Horn(ファイブホルン)」が進出していた。
学生時代、美味しくてよく食べたケーキ。
懐かしくてショーケースを覗き込んだ。
当時一番お気に入りだった「バナナマロンパイ」はもう売っていないが、
美味しそうなケーキがたくさん並んでいた。
その値段に目が飛び出た。
一切れ、やや大きめとは言え、890円とか・・・。
もうあの「バナナマロンパイ」はないのかな?と調べたら、
3年ほど前に、「開業当時の人気ケーキ『バナナマロンパイ』を4日間だけ復刻します」というイベントあったらしい。
あぁ、またあのバナナマロンパイが食べてみたい。
ファイブホルン懐かしい、ホントに大きなケーキでしたね~ケーキ屋さんや喫茶店、紅茶のお店なんかもあったなぁ、そう思うと松本は都会でしたね。
他近いところで諏訪湖も観光地化してて、お茶のみに行くには手頃な距離でした。
ステキな店構え。
すべてに高級感ただよっていますね。
>バナナマロンパイ
⇒何と魅力的なお名前でしょう。
>「開封の儀」
⇒わかるわかる。
我が家の仏壇前には毎年恒例の「開封の儀」をすべき和菓子あり。
貧乏症なので、賞味期限ぎりぎりまで延ばす予定です。
>ほぼガトーショコラだけしかないお店
それだけ聞いただけで、上々の出来の一品なんでしょうね。
しっかりと何重にも包装されていて、保冷バッグまで用意してある、きっと遠くに帰る方を想定して準備されているのですね。
>一切れ、やや大きめとは言え、890円とか・・・。
たまに東京に用があって、帰りに駅の出店などで販売しているケーキ類の値段を見ると同じくらい高いですね。さすがに高いだけあって、持ちかえる袋も無料ですが、買うのには勇気がいりますね。それでも、行列ができているお店もあったりして目が誘われます。
包丁の切り口、変えるともっと高級感が堪能できるかも。
Akiさん
松本はおっしゃる通り、あの頃からオシャレで素敵な街でした。今でも老後は松本で暮らしたいって思うくらいです。
しんちゃんママさん
>「開封の儀」をすべき和菓子あり
とっても気になりますねー。どんな和菓子なのでしょう。(^_^)
アプリさん
>きっと遠くに帰る方を想定して
お察しの通りです。遠方から買いに来られる方が多いようです。
ケーキ1個890円は、ここぞ勝負の時!ならいざ知らず、自分へのご褒美でもちょっと高い。同じ値段出すならトンカツ定食を食べます。(^_^)
一般人さん
切り口と切り方、載せるお皿と盛り付け方や照明など。演出次第で違うものになりそうです。(^_^)