「ついていい嘘とついちゃいけない嘘」
「良い嘘と悪い嘘」
「人のためになる嘘と人のためにならない嘘」
「法律に触れる嘘と法的に問題ない嘘」
「カワイイ嘘と可愛くない嘘」
「シャレにならない嘘と笑える嘘」
「子供の嘘と大人の嘘」
「許される嘘と許されない嘘」
「男の嘘と女の嘘」
「ついた方がいい嘘とつかない方がいい嘘」
「思いやりのある嘘と思いやりのない嘘」
まぁこんなにもいろいろあるのかって言うくらい、嘘の種類は豊富である。
「折れたタバコの吸殻で」バレてしまったり、嘘発見器まであったり。
「女がホロリとくるような やさしい嘘のつける人」になってみたいもんだが、
なかなか顔色を変えずに嘘をつくのは難しい。
右の眉が上がってしまったり、妙に多弁になったり、
目を合わせられなくなったり、口を触ったり、小刻みに指を動かしたり。
「嘘がつけない人だねぇ」と鼻で笑われる。
歴史上、初めて嘘をついた人は、「カイン」という人だと言われている。「カインとアベル」の話だ。
旧約聖書の中の話で、アダムとイブの子である兄カインと弟アベルの兄弟が、神様に貢物をした。カインは農作物を、アベルは子羊を。神様は子羊だけを受け取った。嫉妬したカインはアベルを殺してしまった。「アベルはどうした?」と聞かれたカインは、「知りません。」と答えた。これが人間最初の殺人であり、最初の嘘という。カインはこれにより「エデンの東」に追放されてしまう。
ここでは「いやいや、嘘も方便って言うじゃないっすか」って言い訳は通用しない。
そんな昔から人間は嘘をついてきた。
歳と共に、嘘をつくつもりがなくても真実とは違うことを話してしまったり、
ただの記憶違いが結果的に嘘になってしまったりもする。
「騙すつもりはなかったのよ。ただ寂しかっただけなの、ごめんなさい。」と女性に湿っぽく言われちゃったら、
振り上げた腕も後頭部をポリポリと掻くしか仕様が無い。
男がそう言い訳しても「馬ッ鹿じゃないの!?」で終わるだろうけど。
「上手に嘘のつける大人になりなさい」は、正論か?
「上手に嘘のつける人が大人というものだ」もアリか?
「どんな時でも嘘はいけない」のか?
この基準は人それぞれ違うだろう。
難局をちょっとした嘘でうまく乗り切った人は、
その成功体験を基にして生きてしまいがち。
小さな嘘で大きな失敗をしてしまった人は、
「嘘をついてはいけない」を家訓にするかもしれない。
それでも人は死ぬまでにたくさんの嘘をつく。
時には悪気もなしに、
時には悪いとわかっていても、
そして、嘘とは気付かずに、
思い違いとして、ウソを本当のことのように語ってしまう。
そして、それがいつしか自分の中で本当になってしまう。
そうやって作られてしまった歴史というものも、
たくさんあるような気がする。
嘘はつかなくても、開示する情報を絞ることで、誤解させる方法もあります。
安倍政権は巧みでした。
一般人さん
「嘘じゃないけど、思っている感じと違う」っていうのはよくありますよね。故郷の山も、住んでいる場所によってそれぞれ見え方が違うので、故郷の山を絵に描きましたって言っても、「これは自分思っているあの山と違う」っていうのはよくあります。
記事に載っていらっしゃる『地蔵菩薩像』を暫し拝見、拝礼しながら
『嘘』という壮大なテーマについて考えましたが
ウチの母が好きだった中条きよし氏の『嘘』が頭の中に流れただけで
何の答えも出ませんでした。
カラスさん、いつもありがとうございます。
このお地蔵さん可愛いでしょ。「わらべ地蔵」と言います。子供みたいに頭が大きい。京都大原三千院が有名ですが、この写真は大津の三井寺です。
「嘘」は、結局私もよくわかりませんでした。「嘘」の定義さえよくわかりません。中条きよし氏のこの曲は、私も印象に残っている歌で、歌詞の内容はよく理解していませんがメロディーと中条さんの美声が耳に残っています。
命にかかわる嘘
結婚前、しんちゃんパパの大学時代の部活(グライダー部)に行き、グライダーに乗せていただきました。(しんちゃんパパは航空免許更新をしていなかったので操縦不可)
しんちゃんママはしんちゃんパパの悪友(今でも仲良しK君)が操縦するグライダーに乗ったのですが、搭乗前に体重を申告。機体前後のバランスをとるために砂袋で調整するのですが、体重5㌔過少申告したので、上昇時にバランスが悪かったとか。着陸してからしんちゃんパパに怒られました。命にかかわる嘘は✖。
しんちゃんママさん
うわぁ、その状況で体重を正確に申告するのはハードル高いですよね〜。無事に離着陸できてよかったです。確かに「命にかかわる嘘」です。(^_^)
K君って、しんちゃんパパ&ママの新婚2年間、ほぼ毎週金曜日に神奈川から車で来て、連泊。⇒寮は週末、食事が出ないらしく、食べに来てたみたい。思い出すと楽しかったなぁ。
大学時代の下宿仲間って、結束力が強いですね。下宿仲間の訃報があるたびに、しんちゃんパパは悲しそうです。
しんちゃんママさん
>大学時代の下宿仲間
言われてみれば、私が毎年1回必ず集まっているメンバーも、男子寮1階のメンバーでした。まだ全員健在ですが、誰かの訃報とか考えたくもないくらいかけがえの無いメンバーです。