老子の言葉に「知足者富」とある。
「足るを知るものは富む」
「足るを知るものは、貧しくとも心豊かである」
昨今、SNSで懐かしい友人たちの輝かしい日常を知るにつれ、
なんともみんな立派になられたものよと思っていたが、
実際に久しぶりに会って話をすると、
それぞれ苦難を乗り越え、今も苦労の真っ最中で、
ポンコツになったお互いを慰め合うことが多い。
人の持ち物を羨ましく思うこともなくなり、
人の出世も「大変だろうに」と同情し、
資産がたくさんあり過ぎることも苦労が多いと知った。
今、生きることに最低限必要なものがあれば、
それ以上のものは厄介なものに成り下がったりする。
「あっても困るもんじゃないから」というものも、
やはり持ち過ぎれば面倒なことになることも多い。
それより、今、憧れる生活は、
周りが見えなくなるほど、夢中になれるものがあるということだ。
夢中になれるものがあるっていうのは、
要らぬこと考えずに済むし、
ということは、余計な悩みを抱えないってことで、
安心・安全などもあまり気にしないかもしれない。
「もしこうなったらどうしよう」「万が一こうなってしまった時のために」
という、あるかどうかもわからないものに「怯えたり」「備えたり」するのも、
そんなの必要ないなんて言わないけど、
それに振り回されて毎日恐れ怯えているのは日々幸せなのだろうか?
そこで辛抱して、その先に幸せは訪れるのだろうか?
それは人それぞれなので、当然正解はないのだけれど、
「ゴメン! 今を暇つぶすのに忙しくてね、それはまた後にしてくれ。」
って言ってみたい。
PCのように頭の中に複数の(無関係な)ウィンドが立ち上がる時はたいてい調子悪い、結果も出ない。。足るを知らない状態に陥っている初期症状なんだろうと思う。このままいくとおそらく精神を病むこととなる。この前読んだ仏教系の本では上座部仏教の禅定に入る具体的なアシスト教材として、タイとかそういう国では大真面目に腐乱死体、惨殺死体の写真集が売られているということ。人間恐ろしいものを見るとそれに目が釘付けとなり心が奪われた状態に至る⇒極度の精神集中状態⇒ホラね、禅定が実現!、という事らしい。ホンマかいな(笑)。しかし、そこまでしても人間は雑念から逃れたい、という事だよね。
今朝は風も無く穏やかなので、新年初ツーリング(一時間ちょと近所をうろうろ)
晴れた北関東の青い空って意味も無く幸せになれますねぇ、ここに雪景色でもあれば最高なんだろうけど…
すごく適当な推理だけど、時々広々したところに出ないと、人の心はおかしくなるような気がします、寒い中無理してでも出かけるとそれなりに明るくなれるかな♪
>資産がたくさんあり過ぎることも苦労が多いと知った
⇒我が家には全く関係ありありませんが、知人がグチっていました。
人間関係がこじれますね。
あかいみさん
>複数の(無関係な)ウィンドが立ち上がる時はたいてい調子悪い
うんうんわかるなぁ。「人間、一つのことしか同時に考えられないんだから」と無理に違うことを考えても、すぐに引き戻されちゃう。よほど楽しくて夢中になれることじゃないと不安なことに引っ張られちゃう。
惨殺死体は心奪われるけど怖くなっちゃうなぁ。経験上若い頃は、エロいことを考えている方が引き戻されにくいと思うのだけど、どうだろう? 今は、・・以下略だけど。
Akiさん
広い空の遠くに雪を冠った山々って癒されますよねー。適当な距離に山が見えないと逆に不安になったりします。都会の街中歩いていて、ビルの隙間からちょっとでも山が見えて方角が確認できると安心したり。だから地下街は苦手。
寒くても無理にでも出かけるのはいいですよね。気持ちが晴れます。(^_^)
しんちゃんママさん
一度でも「お金がありすぎて困るわ」って言ってみたいって思っていましたが、色々聞くと、必要な分だけ持っていて、いつも少し足りないってくらいが気楽でいいやって思いました。やっぱりおっしゃるように人間関係こじれるみたいです。