「目が欲しがるんだよね。」
大木こだま師匠だったら、
「目は欲しがらへんやろう〜」と、ぼやくところだろうが、
「目は欲しがるんだけど、ついつい食べてしまうといつも胸焼けしちゃうのよねぇ」
「お腹は空いていないけど、目が欲しがる」
感覚器官の「目」を別人格として扱うことって多い。
「この手がいかんのじゃ! てい!」と、
女性のお尻に触れてしまった自分の手を叱ったり、
ONE PIECEのルフィーのように、美味しいものに「手が延びる」のはいいが、「魔の手が伸びる」のは困りもの。
手も足も癖が悪かったり、
耳も勝手に、肥えたりするし、
口も、重かったり、堅かったり。
「この口が悪いんか! あん?」と、
上下の唇を抓まれたり、両頬を横に引っ張られたり。
勝手にそうやらされちゃうところがある。
山本リンダさんの歌を笑っている場合じゃない。
そういうどうにも止まらない衝動っていうのかな?
それが歳を重ねるごとに強くなっているような気がする。
おしっこも昔よりも我慢できなくなってきたけど、
それと近いものがあるのかな?
もちろん抑えられるところは若い頃よりも抑えられる面も多い。
これは抑えるというか、気力やら煩悩が減ったことに起因するものだと思う。
それとは違う、
「なんでこんなに腹が立つのだろう?」とか、
「どうしてこんなに泣けてくるのだろう?」という感情によるものが多いかも。
ちょっとしたことでスイッチが入ってしまうと、
一連のことをやらないと収まらなかったりする。
でもそういうスイッチが入った状態の自分はあまり好きじゃないから、
いつも後になって自己嫌悪に陥るのだ。
今日の昼ごはんも、
期限切れの茹でうどんがあったので、それに野菜と竹輪と玉子と、冷凍の天ぷらと入れて、
チラッと見つけてしまった鏡餅の残りのお餅。
天ぷらも入れちゃうのに、餅まで入れたら絶対に食べ過ぎて、あとで苦しくなるぞ!
と、わかっていても「目が欲しがって」我慢できずに入れてしまった。
案の定、今この文章を書いていても胸焼けで苦しい。
「だからやめとけって言ったろうが」と、誰かの声が聞こえる。
妻に「だから言ったでしょ!」って言われるとなんかイラつくけど、
自分の中の声に言われると、なんだか微妙。
こんな小さい自己嫌悪を日々自分で作り出しては、丁重に送り出していく。
って、ここまで書いておいてなんだけど、
「目が欲しがる」って方言かな?
すごく理解できるし実際いつも美味しいもの見て食欲そそられ、食材とか衝動で買ったりします。
でも目が欲しがる以上に、胃が欲しがらないので、なかなか調理に至らず冷凍庫で眠ったままとか、困ったもんだw
私は頑固なのか、決めたら、その事に固執してしまい、最初のまま。
どちらが良いかは何とも言えないです。
Akiさん
「目が欲しがる以上に、胃が欲しがらない」って面白い。
「目」と「胃」が欲しがる順番は、やっぱり「目」が先でしょうか?あとから「胃」がそれを「やめてくれ」と言ってきて行動に移さないって感じかな?
そういう「体と相談」して「折り合いをつける」ことが多くなりました。(^_^)
一般人さん
どちらの結果になっても、「自分だから仕方ない」ってことなんですかねぇ? うちの家族も「お父さんだから仕方ない」って思っています。こちらも同様ですけど。(^_^)
目が欲しがる。
そうですね、鍋焼きうどんは美味しそうです。
私はチーズが好きで、まとめ買いをしたりしたこともありましたが、最近はそれをすると持てあましてしまって賞味期限を過ぎたりと反省しています。
好きでも、昔ほど食べられなくというか、食べたくならなくなりましたね。
そういう意味ではお酒もそんなに飲まなくてもよくなりました。
外にはほとんど食べに行かないのですが、ラーメンと半炒飯とかはもう、食べられないだろうと思います。でも、目は欲しいかもしれません。
お寿司もおいしそうですが、鍋焼きうどんおいしそう。
小2と小3の時、大阪の枚方に住んでいました。月1回、母と弟とスーパーの2階の食堂で、鍋焼きうどんとホットケーキを食べるのが楽しみで・・・よ~~く覚えています。
アプリさん
まったく同感です。
お店でラーメンを注文すれば当たり前に「大盛り」にして、餃子もつけて、チャーハンもつけちゃおうかな?ってことだったのに、「ラーメン」という一番安いやつを1杯だけで満足かもしれません。お酒も日常は缶ビール350ml1本で酔えるようになりました。
しんちゃんママさん
この時期の鍋焼きうどんってどうしてあんなに美味しいのでしょうね。体が温まって元気が出ます。それが思い出の料理だとしたら格別ですよね。(^_^)