コタツで寝っ転がった状態から
ティッシュを丸めてゴミ箱に投げる。
「あぁもう!」
フチに当たって外れた。
カラダを伸ばして落ちたティッシュをとって、
ちょっと無理な格好でもう一度試みるが、
今度は行き過ぎて向こう側に落ちた。
「くそっ!」
あとで拾って入れ直すからいいやと放っておくと、
やっぱり気持ち悪くて、
仕方なく起き上がってゴミ箱の向こうまで腕を伸ばして、
今度は確実に入れようと近くから力を入れて投げ込んだが、
りきみ過ぎて、
また外れた。
ため息をついて自分を性格を嘆く。
最後はゴミ箱に手を突っ込んで確実にティッシュを落とした。
「最初から起き上がって確実に入れたらよかった」と反省はしない。
「ただ運が悪かった」と思った。

だからまた繰り返す。
このように書いていても、きっと次もゴミ箱に投げ入れようとするだろう。
そしてまた3回外すだろう。