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「伊勢金比羅参宮日記」を含む歴史関係、日々の料理レシピ、乾癬について、山歩き、生活の知恵、5人の子育てなど、多岐にわたる個人ブログです。

映画

WOWOWドラマ「希望ヶ丘の人びと」

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 全5話のうち4話までAmazonプライムにて見終わったところで、まさかの期限切れ。最終回は予告編だけという収まりの悪さだが、ここまでいい感じだった。予告編を見る限りでも、予想通りの展開で終わっていそう。

 写真の3人。父と娘と息子の話。妻であり、子供たちの母は2年前に膵臓がんで若くして他界してしまった。途方に暮れる父と戸惑う子供たち。

 妻が生前「もしも奇跡的に病気が治ったら、子供の頃に住んでいた希望ヶ丘に戻りたいな」という言葉に従い、会社を早期退職し、希望ヶ丘ニュータウンというバブル当時もてはやされた新興住宅地に移り住むことにする。

 空き家が多くなっているそこには、妻が子供の頃済んでいた家が空き家として残っていたので、そこへ3人で住み始める。

 父は、食材の宅配業者に勤め始め、慣れない仕事で戸惑うばかり。子供たちも新しい環境に今ひとつ馴染めず、当初の予想とは違ったイライラの続く生活になってしまう。

 妻の幼なじみや、妻を知る人たちが登場し、また家族をかき回していく中で、父は場当たり的な行動に出てばかりで多感な時期の子供たちは爆発してばかり。そんな自分に嫌気がさす父。

 そんな喧嘩ばかりの親子だが、少しずつ「希望ヶ丘」という廃れていく町と自分たちを重ねつつ、その中でも希望を見出していく物語。

 父を演じる沢村一樹のなんとも情けない優柔不断な演技が見所がある。不満ばかりだが実は色々と悩み考えている娘、一番母との思い出が少ない末っ子の悲しみ。そんなところに涙を誘う。

 原作は重松清の小説。原作のあらすじを読むとドラマとは違うところが多いが、原作も読んでみたくなる仕上がり。

 母を失った家族のバランスをとるのは難しい。



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